雲崗石窟、懸空寺、五台山、平遥の旅-8

最古の木塔
懸空寺から五台山に向かう途中だから、ちょっと寄って行こうという程度のつもりで、
何があるのかあまり期待していなかったけれど、着いてみたら立派な寺院であった。
一見、「ピサの斜塔みたいに傾いているのかな?」と思ったが良く見るとそうでもない。
高さも大きさもたっぷりとした八角形の五重の塔だ。
損傷が激しく、だから修理しているのだろうが、全部木製の仏塔で実に風格がある。

mokutou081027-1

庭も広いし立派な寺院だ。
大同は北魏の首都だったところだから、仏教の栄えた当時は各地にこういう寺院が
あったのだろう。

mokutou081027-2

門前町も大きいものがしっかりとあって、土産物屋やレストランが立ち並んでいる。
こんな外れたところにどうやってくるのか観光客も多い。
これだけの店に見合った観光客がくるのであろう。

mokutou081027-3

その内に塔も修復整備されて、立派なものになって、しっかりとした観光地になっていくので
あろうが、できたら、この雰囲気のある仏塔のまま保存してもらいたいものだ。