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最近読んだ本、「三毒狩り 上、下」。

「三毒狩り 上、下」 東山彰良 著 胡麻油を売った帰りに赤ん坊を拾った。日本鬼子。 とても面白い。 痛快無比。この世とあの世を結ぶ、超ファンタジー。 ええですなあ。 運がよかったと言うべきか、はたまた災難つづきだった人生の総仕上げに極め付きの厄災に見舞われたと言うべきか、一度死んだ佟雨龍がふたたびこの現世へ舞い戻ってきたのは甲辰(きのえたつ)の年(1964年)の十月十八日のことであった。 まるで、 […]

最近読んだ本、「イン・ザ・メガチャーチ」、「時の家」。

イン・ザ・メガチャーチ 朝井リョウ 中毒症状がある方が苦しくないのだ人生は。 なるほど、こういう時代なのか。今は。 リタイア爺さんには実感できへん世界ですなあ。 なんと恐ろしい。 久保田慶彦は妻と離婚して7年。月に一度30分だけ娘とビデオ通話できる。 娘にはとても負担感あり。 留学を目指す人生。目標があり、順調な路線を歩んでる。ように見える? 本当に? 実は挫折しかかってる? 仲間外れになりたくな […]

最近読んだ本、「地の底の記憶」、「百十三代目の司書見習い」。

「地の底の記憶」 畠山丑雄 著 「洞窟、地底湖、ラピスラズリ。昭和の兵隊が残した鉱石ラジオ。」 日本海側の平野を流れる宇津茂川を遡った山中に村がある。 少年たち。小学生。 竹本、井内、晴男、川に飛び込む。 井内は小学校6年生の女子として肉付きがかなり悪い。 つぎは壊れた水車小屋まで。 怪物がいるらしい。もっぱらの噂。 そして、本当に居た。 毛むくじゃらの男? カーテンのすきまから女の人の影が見えた […]

最近読んだ本、「ショパン・コンクールの百年 世界に羽ばたいた覇者たち」、「砂上の王国」、「砂上の王国」。

「ショパン・コンクールの百年 世界に羽ばたいた覇者たち」 荻谷由喜子 著 巨匠達の誕生の瞬間が立ち上がる。 これは素晴らしい。 ドキュメンタリーである。 ショパン・コンクールの100年、5年に1回やから、去年で19回目の全てが網羅されている。 なんせ第1回が1927年やから、ポーランドにとってはとても厳しい時代だ。 第3回目、1937年から、もう日本人が登場してる。すごい。誇らしいですなあ。 第4 […]

最近読んだ本、「パズルと天気」、「遅く起きた日曜日にいつもの自分じゃないほうを選ぶ」。

「パズルと天気」 伊坂幸太郎 著 マッチングアプリでしか出会えない、名探偵。 短編集である。 伊坂ワールドである。素晴らしい。 読みやすい、わかりやすい。 軽くてええなあって思っていても、やっぱり作家の企みがあちらこちらに。 いい感じ。 ・パズル 「で、何に関する謎を解いてほしいんですか」 財音杏はマッチングアプリで見つけた、名探偵? 秀麿さん、有益なことを教えてあげますよ。 確かに、言うことは筋 […]