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最近読んだ本、「マハラジャの葬列」、「天使」。

「マハラジャの葬列」。 アビール・ムカジー 著 あじあん 「ウィンダム警部とバネルジー部長刑事、名コンビ復活」 前回の「カルカッタの殺人」はとても面白かった。 今回のも期待大。 インドが英国から独立する前の時代。たくさんの藩王国があって、マハラジャが支配してた。 一方で、民主化の動きが立ち上がり、独立の機運も高まっていた。そんな時代だ。 ある日、藩王国間の会議体である藩王院立ち上げのために諸王がカ […]

最近読んだ本、「ホーム・ラン」、「国芳 妖怪百景」。

「ホーム・ラン」 スティーヴン・ミルハウザー 著 あじあん 「お客さん今日はついてますよ。」 ミルハウザーワールド炸裂。 とても嬉しい。 とても奇妙で、とても不思議、あっというまに異空間に連れて行ってくれる。 こころざわつきながらも、やさしい気持ちで。 ・ミラクル・ポリッシュ お客さん今日はついてますよ。 玄関に現れた見知らぬ男 さっとひと拭きで鏡が綺麗になります。 鏡の中のモニカ 少しの疲れもな […]

最近読んだ本、「迷宮遊覧飛行」、「ホット・ジャズ・トリオ」。

「迷宮遊覧飛行」 山尾悠子 著 あじあん 迷宮的作家、山尾悠子の足跡を辿る500頁 この人の本は、残念ながらまだ読んだ事がなかった。 エッセイ集である。 澁澤龍彦が何度もでてくる。わしはにがてやけど。 泉鏡花が出てくる。ええですなあ。魔性の世界。幽玄の世界。 安倍公房が出てくる。ついこないだ箱男を読み直した。すごい。 倉橋由美子がでてくる。この人の本は殆ど全部読んでる。 聖少女が出た時は衝撃だった […]

最近読んだ本、「天路の旅人」、「天災ものがたり」。

「天路の旅人」。 沢木耕太郎 著 あじあん ブッダガヤで聞いた盲目の芸人の太鼓の音を西川も聴いていたのか。 この本、図書館の待ち時間、今までの最長やったかも、1年以上待ちましたわ。 やっぱり大人気の作家ですなあ。 待った甲斐があった。歳取って弱った目をこすりつつ、寝る間もおしんで、ご飯もそこそこに一生懸命読んだくせに終わるのが惜しい。しみじみ読んでしまう。 西川一三、「秘境西域八年の潜行」2000 […]

最近読んだ本、「本売る日々」、「Newton 2024年3月号」。

「本売る日々」 青山文平。 あじあん 「貝原益軒 読書の楽しみ 色を好まずして悦び深く・・・」 松月堂、松月平助は本屋である。 店を構えていうよりは、本を背負って、村々の有力者宅を歩いてめぐる。 それを待ってくれている知識人たちもいるのだ。 本の話ができるのがありがたいのだ。 小曽根村の名主、惣兵衛は今年71歳のはず。 後添えをもらったという噂。しかも17歳。なぜ? どうして? 貝原益軒の「楽訓」 […]