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最近読んだ本、「大阪ウェットランド」、「ザ・ネバーエンディング・ストーリー」

「大阪ウェットランド」 服部倫 「大阪に湿地帯。希少動物が。さて、何が起こる」 とても面白い。 とても読みやすい。 わりとよく知ってる大阪の街。大阪の郊外。 それが、非日常の入口になると、とても面白い。 なるほど、SOSのサインっていうのがあるのか。 さっきから気になっててんと夏美が言う。 鶴見緑地のあたりの喫茶店。超絶美人やのに何故か4戦全勝のプロレスラー。 オレは、しがないドラマーで、ヨドガワ […]

最近読んだ本、「ママがロックンロールしてたころ」、「飛鳥の古代史 大化の改新と日本国誕生の謎を解く」

「ママがロックンロールしてたころ」 東山彰良 著。 「ペイジ憶えてないだろうけど、あんたのママだよ」 メッチャ、ロックな話。 ええですなあ。 とても軽くて、読みやすい。物語が疾走する。 僕の名前は、久保田炳児。父親が、ジミー・ペイジの名前からとったらしい。 十歳の頃。いきなり母親と名乗る女性がバイクに乗ってやってきた。 「ペイジ憶えてないだろうけど、あんたのママだよ」。 サイドカーに乗せられて、2 […]

最近読んだ本、「鉄の胡蝶は」、「昭和の消えた 仕事物語」。

「鉄の胡蝶は」 保坂和志 著 記憶と意識と思考が入り乱れて織りなされる物語。 というか、物語的な物語ではない。 小説であるが、小説でない。 とても難しいけど読みやすい。 眼の前にあるのはごく普通の事。日常のこと。 そのことについて、流れる意識。意識は時空に関係しない。か? カフカの短編集を読んでるような。 ピースの病気 イサム・ノグチの山 井の頭線で見た少年 山下澄人は小説家デビューをしていた 母 […]

最近読んだ本、「晴れの日の木馬たち」、「ザ・ルーム・ネクスト・ドア」。

「晴れの日の木馬たち」 原田マハ 著。 「書いて、書いて、書きまくらなければ」 私も、ヴァン・ゴオホみたいに。 紡績工場で働く少女が、作家になるまで。 山中ステラ、紡績工場の寄宿舎に暮らしている。 工女だ。いきなり重い現実。 荒物の棒手振りで必死に働いていた父も病に倒れた。母は、幼い頃に出奔してしまった。アメリカ人宣教師、アリスに、教会に、救われ、ここまできたのだ。 頭の中には物語があふれて、はち […]

最近読んだ本、「二月のつぎに七月が」。

「二月のつぎに七月が」。 堀江敏幸 そのひとはいつも同じ時間にあらわれ、テーブルに古い文庫本を広げては手帖になにか書きものをして過ごす。 停泊地となる居場所を見つけること。 老いの過程を肯うこと。 戦争の記憶を引き継ぐこと。 青果市場の関係者や近所の人々が出入りする「いちば食堂」。 丕出子さんがいる。 ::: 入口のドアが開いて、声が聞こえる。事務所のひとと、知らない顔がふたり、やや遅れてくたびれ […]