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最近読んだ本、「絞め殺しの樹」。

河崎秋子、「絞め殺しの樹」。 とても哀しい物語だ。 根室の風は乾いている。 根室の冬はとても厳しい。 ほとんど不毛の地だ。 ある日、一軒の家に連れられて来た少女。新潟の貧村で育つ身寄りのないミサエは親戚のツテを頼ってこの家に養女としてもらわれてきたのだ。 哀しい話はここから始まる。 北の大地、不毛の大地で生き抜くには、誰しも、どんな家庭でも、厳しい労働の日々が待っている。 彼女は、子供になったとは […]

最近読んだ本、「石礫 機操235」。

今野敏、「石礫 機操235」。 これは読みやすい。とてもわかりやすい。 テレビのアクションドラマ見てるみたいやね。あんまり見たことないけど。 縞長サンは、高丸と一緒に機捜車、235に載って、渋谷界隈を担当してる。 年下の高丸の方が階級は上やけど貫禄はある。 しかも、一瞬、一眼で怪しいやつの顔を見つける名人だ。 わしには、そんなん絶対無理だ。 よくあるパターンは、相手の顔を見た途端、知ってる顔やって […]

最近読んだ本、「マイクロスパイ・アンサンブル」。

伊坂幸太郎、「マイクロスパイ・アンサンブル」。 セミの飛行機に乗って空を飛ぶ。 これは秘密兵器だ。ピューっと言う音で制御される。 そして、音もなく敵基地に潜入。 しかし、なぜか敵に発見される。もはや銃撃される。間一髪で逃げられた。 またもや、先輩、エージェント・ハルトのおかげだ。 一人ではミッションを完遂できない。 ましてや、仕事先が元の街だったら、僕をいじめてた子たちに見つかってしまう。 今では […]

最近読んだ本、」「朱色の化身」。

塩田武士、「朱色の化身」。 「罪の声」、「歪んだ波紋」。「デルタの羊」、続けた追いかけてるなあ。 この人の作品は大好きだ。 大路亨はフリーのライター。地味な仕事の活動をしている。 父親ゆずりか。 父親は頑固な元新聞記者。ガンが判明して、闘病生活だ。 ある日、父に頼まれて、辻珠緒という女性に会いたいと言う。なぜかははっきり言わない。 しかし、連絡がとれない。誰も居場所を知らない。連絡も取れてないと言 […]

最近読んだ本、「ボタニカ」。

朝井まかて、「ボタニカ」。  あじあんじゃんくしょん とっても私的な話やけど。 わしにはおじさんがいた。誰でもおじさんくらいはいるやろけど、わしにもいた。 その人は、もう亡くなってはるけど、若い頃、植物採集が好きで、理科の先生でもあって、田舎に住んでいるのを幸い、野山を駆け回って草花を一杯採集して、新聞紙に挟んで標本を作ってはった。 それはもう、部屋の中が一杯になるほどの大変なもんだった。 ある日 […]