最近読んだ本、「翠雨の人」、「純愛 エセルと陸奥廣吉」。
「翠雨の人」 伊与原新 著。 科学を信じぬいた女性ー猿橋勝子のひたむきな生涯! なぜ雨は降るのだろう? なんも成し遂げへんかったし、何者にもならへんかった、理系男子で、ただの爺さんは、こんな本を読むとつい嬉しくなってしまう。 読みながらついつい応援してしまう。頑張れ猿橋勝子! アメリカに負けるな! 女子がまだ理系の専門職になるなんて殆ど考えられへんかった時代。 勝子は医者になりたかった。東京女子医 […]
本
「翠雨の人」 伊与原新 著。 科学を信じぬいた女性ー猿橋勝子のひたむきな生涯! なぜ雨は降るのだろう? なんも成し遂げへんかったし、何者にもならへんかった、理系男子で、ただの爺さんは、こんな本を読むとつい嬉しくなってしまう。 読みながらついつい応援してしまう。頑張れ猿橋勝子! アメリカに負けるな! 女子がまだ理系の専門職になるなんて殆ど考えられへんかった時代。 勝子は医者になりたかった。東京女子医 […]
「さよならジャバウォック」 伊坂幸太郎 著。 「ジャバウォックが取り憑いてる。前頭葉に規制して支配するのだ」 これは素晴らしい。 さすが巨匠。伊坂ワールド。 次々に意表をつく展開へ。わしらの想像範囲をはるか越えている。 何でこうなるの? いったい誰が? どっちがどっち? 量子。夫は死んだ。死んでいる。どうしたら息子、翔に害が及ばないか。 私が殺したのだ。金槌で殴りつけた。私は36歳。 警察に電話し […]
「三毒狩り 上、下」 東山彰良 著 胡麻油を売った帰りに赤ん坊を拾った。日本鬼子。 とても面白い。 痛快無比。この世とあの世を結ぶ、超ファンタジー。 ええですなあ。 運がよかったと言うべきか、はたまた災難つづきだった人生の総仕上げに極め付きの厄災に見舞われたと言うべきか、一度死んだ佟雨龍がふたたびこの現世へ舞い戻ってきたのは甲辰(きのえたつ)の年(1964年)の十月十八日のことであった。 まるで、 […]
イン・ザ・メガチャーチ 朝井リョウ 中毒症状がある方が苦しくないのだ人生は。 なるほど、こういう時代なのか。今は。 リタイア爺さんには実感できへん世界ですなあ。 なんと恐ろしい。 久保田慶彦は妻と離婚して7年。月に一度30分だけ娘とビデオ通話できる。 娘にはとても負担感あり。 留学を目指す人生。目標があり、順調な路線を歩んでる。ように見える? 本当に? 実は挫折しかかってる? 仲間外れになりたくな […]
「地の底の記憶」 畠山丑雄 著 「洞窟、地底湖、ラピスラズリ。昭和の兵隊が残した鉱石ラジオ。」 日本海側の平野を流れる宇津茂川を遡った山中に村がある。 少年たち。小学生。 竹本、井内、晴男、川に飛び込む。 井内は小学校6年生の女子として肉付きがかなり悪い。 つぎは壊れた水車小屋まで。 怪物がいるらしい。もっぱらの噂。 そして、本当に居た。 毛むくじゃらの男? カーテンのすきまから女の人の影が見えた […]