最近読んだ本、「黄色い家」、「黒人小屋通り」。
「黄色い家」 川上未映子 著 あじあん 黄色い部屋に集うものたち。黄色は幸運の色? 狂気の色? そして・・ とても、面白い。出し子、受け子・・なんちゃら。ブラックなんちゃら・・・。闇なんちゃら・・・。 これは、無知ゆえの闇なのか。貧乏ゆえの無知なのか。 いったいどこまで。なぜ、そこまで。 哀しいけど、もしかして希望があるのか。 ある日、ネット記事を見てたら、吉川黄美子が出てきた。まさか、あの人か。 […]
本
「黄色い家」 川上未映子 著 あじあん 黄色い部屋に集うものたち。黄色は幸運の色? 狂気の色? そして・・ とても、面白い。出し子、受け子・・なんちゃら。ブラックなんちゃら・・・。闇なんちゃら・・・。 これは、無知ゆえの闇なのか。貧乏ゆえの無知なのか。 いったいどこまで。なぜ、そこまで。 哀しいけど、もしかして希望があるのか。 ある日、ネット記事を見てたら、吉川黄美子が出てきた。まさか、あの人か。 […]
「おばあちゃんのごめんねリスト」 フレドリック・バックマン 著。 あじあん 7歳の女の子にはスーパーヒーローがいていい。理屈抜きにそれに賛成しない人は、頭の中がバカにちがいない。 前にこの作家の「ブリット=マリーはここにいた」を読んで、他の作品を探したら行き当たったのがこの本である。 やっぱりとても面白い。 特に語り口が大好きだ。 ちょっと、醒めた、ちょっと皮肉で、ユーモアに溢れてて […]
「地雷グリコ」 青崎有吾 著。 あじあん 泥棒もいない。殺人者もいない。犯罪者がいない。それでも心躍るミステリー。 ゲームの理論か。超心理学か。 敵の裏をかく。裏の裏をかく。まんまと思う壺。 と思ったその後は・・・? あっとおどろく種明かし。 とても痛快。 ・地雷グリコ 階段をのぼるだけ。ジャンケンポン。 地雷ありのグリコジャンケン。 45段の神社の階段で何がおきた? ・坊主衰弱 かるたカフェ。店 […]
「ツミデミック」 一穂ミチ 著 あじあん 「パンデミックX犯罪を鮮烈に描いた傑作集」らしい? なんだか、とても心がザワつく。なかなか入っていけない。 最後まで違和感あり。 短編集はどれも良くできた話ばっかり。 しかし、わしには、なんとなく没入できない感じがいつまでも。 いかにも受賞作。 ・違う羽根の鳥 繁華街で声をかけてきた女って、知ってる女? そんなはずはない。 自殺した友達が? 母親が踏切に? […]
「弥勒」。 篠田節子。 あじあん ヒマラヤの奥の小さな国に、ひっそりと、しかし華麗で洗練された、仏教美術と芸術と文化があった。 新聞社に勤める永岡英彰、美術展などイベントなどを企画するのが担当だ。 妻が、あるパーティにつけてきた飾り櫛を見て、訪れたことのあるヒマラヤの奥の小さな国、バスキム王国のことを思い出した。 とても美しい国であった。 風景だけでなく、人々の暮らしが美しい。幸せの […]