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最近読んだ本、「カフネ」、「叫び」。

「カフネ」 阿部暁子 著 「戦闘力をつける食べ物を食って、強く、正しく生きよう。」 小野寺せつな登場。 死んだ弟の元恋人、ブルーデニムのツナギ服、黒のコンバットブーツ、頭はおだんごに 戦闘機の整備士が一仕事終えて立ち寄ったような出たち。 カッコいい。 ビシバシとテキパキ動いて、迷いがない。 そんな感じ。 薫子は姉。 突然死んだ弟が残した自筆証明遺言書。 遺産相続にせつなの名前が。 そんなん、迷惑や […]

最近読んだ本、「南洋標本館」、「黄昏のために」。

「南洋標本館」   葉山博子 著。 あじあん 日本統治下の台湾に生きた二人の植物学者の数奇な運命。 台北に天才がいた。 台湾が日本統治下にあった頃の話。 陳永豊。大金持ちの有力者、陳公司社長の息子だ。日本文化を愛し、流暢な日本語を喋る。 生田琴司は、台湾で生まれ育った普通の日本人。 二人は総督府尋常科で巡り合い親友になる。植物への興味が二人を結びつけた。 永豊は差別を受けながも頑張ってい […]

最近読んだ本、「シークレット・オブ・シークレッツ」 上、下。

「シークレット・オブ・シークレッツ」上、下。 ダン・ブラウン 著。 あじあん 「人は三途の川を渡る時、何を見るのか」 お待ちかね、ダン・ブラウンの最新作が読めた。 さすがですなあ。 相変わらずの疾走感が素晴らしい。 ラングトン教授はプラハにいる。 古い知人でもあり、今や恋人でもあるキャサリン・ソロモンの講演を聴きに来たのだ。 その余韻に浸りつつベッドで過ごした、その夜、キャサリンは恐ろしい夢を見た […]

最近読んだ本、「ふたりの歌川 広重と国芳、そしてお栄」、「酒亭 DARKNESS」。

「ふたりの歌川 広重と国芳、そしてお栄」 竹内涼 著。 あじあん 「画に魅入られた絵師たち。」 幕末の動乱前夜。 江戸で活躍する絵師、天才、北斎を目指して修行に励む若者たち。 とてもおもしろい。 安藤徳太郎。 江戸の定火消同心安藤源右衛門の息子。火消同心の修行中。しかし、絵が好きだ。金があれば、自由があれば、機会があれば、絵師に絵を習いたい。今は父の絵を真似る日々。厳しい爺さんがいる。父も扇絵の内 […]

最近読んだ本、「藍を継ぐ海」、「人魚が逃げた」。

「藍を継ぐ海」 伊予原新 著。 あじあん 「お姉ちゃん、今年は亀を見送ったよ」 短編集。 化学する心が紡ぎ出した珠玉のやつ。 とても良い。 ・夢化の島 萩焼の異端の陶工が作った幻の茶碗。どうして作るのか、その土はどこにあるのか。 すべてを捨てた青年が挑む。 彼が背負うものは何か? 先祖が流罪に地で見つけたものは? 彼は、それを再現できるのか? とても面白い。 ・狼犬ダイアリー 東吉野村に狼が出た? […]