平遥古城、黄土高原、西安、洛陽を巡る旅を語る。
さて、コロナ以来長いこと中国旅行には行ってなかった。やっとコロナが明けたと思っても、ビザ問題が解けないので、実質行かれへん。
そうこうするうちに、なんだか、中国では嫌日気分、日本では嫌中気分がもやもやしてる。
インバウンドの人たちによるオーバーツーリズムや、ビジネス展開などでもなんだかギクシャク。
なんだかなあって思ってた。
そうこうするうちに、ノービザ渡航ができるようになった。
うじうじしててもしょうがない、そろそろ行ってみるか。だんだんとそういう気分になってきた。
計画を立ててみよう。
というか、コロナ前に立てた、コロナでポシャった計画がある。
これを練り直して、簡単にする。
山西省、平遥古城。高度高原の李家山村。西安。洛陽。
十数年以上前に訪れたことがある街が中心だ。どうなってるかとても楽しみ。
調べてるうちに、関空から杭州に直行便があるというのがわかった。
これなら、懐かしい杭州にもよれるし、なにかと便利だ。
だんだん旅の計画が固まってきた。
うれしい。
心配もある。
費用が高くなってる。
円安と物価高。感覚的には従来の1.5倍以上?
飛行機代も高い。
お金はどうする?
今の中国は支払いは、ほぼすべてQRコードでやるらしい。
現金は使えるけど、お釣りがないって言われることもあるらしい。
なんとなくわかる。
しかし、どうしたら?
新幹線
行程の中で自分達だけでの新幹線移動が三つもある。
駅の手続きは随分変わってるはず。乗り降りは大丈夫やろか。
指定席に先に座られてたらどう言うたらええのやろ。人がいなかったら自由にすわっていいと言うルールがあるらしい。
スーツケースの置き場がわかるやろか。心無い観光客って日本でも問題になってる。トラブルは起こしたくない。
心の問題
対日感情は?
なにより心配なのは対日感情だ。
抗日映画が盛りがってるという。
記念日もあるという。
ときどき事件も起こってる。
なにかしら嫌な思いをせえへんやろか。
嫌がらせとか、知らん顔とか、いちゃもんとか、舌打ちとか・・
結論から言うと。
何の問題もなかった。
とても心地よい旅ができた。
わしらが、国内で、インバウンドなど外国人を見る時、普通、外国人とは思うけど、どこの国の人であるか特別に考えたりはせえへんように、わしらを見る目は、ただの外国人を見る目であるように感じた。
なんかしらんけど、いてる。
敵意とか、嫌悪とかで見られてる感じは全くしなかった。
「どっから来たの?」って声をかけられて、「日本」って答えたら、「そうか、ようきたな」ってニッコリしてくれる人が多かった。
こちらも嬉しくなる。こころあったかくなる。
お金も、アリペイやウィチャットペイを事前に仕込んでいったんで、何の不便もなかった。
(これは別途詳細をブログで)
新幹線移動もいろいろあったけど無事完了できた。
街は、観光地は、時間の経過とともに随分変わっていたけど、やっぱり歴史と文化をたっぷり感じさせてくれる良い旅をさせてくれた。
案ずるより産むが易し。
やっぱり、あたまのなかでうじうじしてるより、行動することですなあ。
行ってみれば、動いてみれば、何とかなるし、それが良いことになる。
たしかにあまりの変わりように行ってがっかりとか、予想とちゃうやんかとか、えらいしんどかったなあとか、いろいろあったけど、それはそれで又別の話。
後で、それも良い思い出に変わる。
とにかく、旅って楽しいもんですわ。
ブログランキングに参加していますよかったらポチンとお願いいたします。
