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墨絵作品

最近の作品。「越後路」、「一振」、「那古の浦」。

奥の細道を描く。 昨年、芭蕉の奥の細道の旅をオマージュして、なんかかんか絵にしてみようと一念発起してちょっとずつ描いてる。 一応旅の順番に辿って行ってるつもりだ。 江戸から始まって北上する。日光を通って、仙台、松島へ、太平洋側だ。 奥羽、平泉のあとは、日本を横断の旅路になる。 最上川を下って日本海に出た。 このルートはたくさん行ったことがある。 東北、奥の細道の旅 冬の東北、雪見旅 爆弾低気圧来襲 […]

最近の作品のご紹介。「奥の細道」から、「立石寺」、「尾花沢」、「最上川」を墨絵に。

芭蕉の「奥の細道」をたどる絵を、墨絵に描いている。 「立石寺」、「尾花沢」、「最上川」の項に出てくるあたりを描いてみた。   尾花沢。 山形の山の中にある町。ここでかなり長期間滞在したらしい。 それほど居心地の良いところだったのだろう。  涼しさを我宿にしてねまる也  這出よかひやが下のひきの声 今では、その地の銀山温泉が超有名な観光地になっている。 わしは、今年の2月に雪見温泉と洒落て […]

最近の篆刻作品。蟋蟀(こおろぎ)のやつ。

詩經より、「蟋蟀入我牀下」を彫ってみた。 中国では、蟋蟀(こおろぎ)というのは特別な昆虫みたい。 天子の愛玩物的なやつみたい。 かなり昔、「ラストエンペラー」って映画を見たことがある。清朝最後の皇帝、愛新覚羅溥儀の話だ。 かれが、皇帝に即位したのは小さな少年の時だ。その時玉座で虫籠みたいな容器に蟋蟀を入れて 遊んでいた。それから時が流れて、いろんなことがあって、平民となった溥儀が紫禁城を訪れる 場 […]

水墨画、作品ご紹介、松尾芭蕉の「奥の細道」から「片雲の風」、「旅立ち」。

水墨画、作品ご紹介、松尾芭蕉の「奥の細道」から「片雲の風」、「旅立ち」。 松尾芭蕉の「奥の細道」の序に書かれている「・・日々旅にして、旅を栖とす。・・・片雲の風にさそはれて、漂白の思ひやまず・・」の心をオマージュしてすこしずつ描いている。 てなことで、シリーズをちびちびと描き続けてるのを少しずつ、紹介している。 今回は、こんなやつ。 「片雲の風」。 1番目のやつを今頃、紹介するのはおかしな話なんや […]

最近描いた墨絵作品のご紹介。「蓮爺さん」。

近描いた墨絵作品のご紹介。「蓮爺さん」。 まだまだ暑いですなあ。 あんまり、根を詰めてなんかをやる気がしいへん。 そういう毎日だ。 しかし、これに慣れてしもたらあかんのや。 てなことで、元気をだして、また、夏の絵を描いてみる。 なんか蓮の絵を描いてみたいなあと思った。 ついでになんかそんな感じの漢詩がないかどうか調べてみる。 手持ちの本では、なかなか気に入ったのが見つからへん。  あじあんじゃんく […]