世界遺産、天壇も一応見たので、瑠璃廠に向かった。
北京に来たら一度は此処に来ておかないと落ち着かない。
文房四宝と、お土産屋街ではあるが老北京の胡同の名残が
あちこちにあるので楽しいところだ。
こういう風に、例えば文房四宝、特に紙では有名な安徽省の
老舗の直営店が沢山ここに店を出している。
現在、よく買う店はここではないが、一度ここでも試して見たい。
紙はどこのどれがいいか、まだ良く分からない。微妙な墨の滲み
や暈しがどのようにでるか、その場で試すわけにもいかないし、
買ったら100枚単位なので、あまり気楽に買って帰れないのだ。
今回の目的の一つは、この青磁の店を見に行く事だった。
中国では、古陶磁の青磁が有名だが、骨董品を買うお金も勇気もないので
現代モノを見に行くのだ。
元代の模倣品という事だが、なかなか良く出来ている。
気に入ったモノが無かったので買わなかったが、次回はいいものを
見つけたいと思っている。
その他の発見としては、楽器屋だ。二胡や中国琴、中国琵琶などの専門店
が集まる一角を見つけた。
今、中国琵琶が気になっていて、探しに行ったのだ。
確かにあったのだが、現代モノの新しいものばかりだ。実際に弾くわけでは
なくて飾りにしたいので、壊れていてもいいからちょっと古めの味がついた
ものが欲しい。
もう少し探す事にしよう。