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コロナ禍妄紀行

140、さらば杭州。さらば杭州美術学校。

水墨画留学の時の杭州暮らしをコロナ妄想的に振り返る話の最終回。 さて、杭州最後の夜が明けた。  あじあん めっちゃ寂しいなあ。 学校の授業はまだ少々残ってるけど、残りの日を短い旅で過ごす予定なんでまあええとしょう。 頑張っていろいろ勉強したと言う充実感はあるけど、ここでもっともっと学ばんとあかんというほどの思いは出来へんかった。 もう学ぶもんはないなんてえらそうな事ではなくて、やりたいことがありす […]

139、最後の西湖、やっぱりここがいい、瀟洒な庭園、郭庄へ。

水墨画留学の時の杭州暮らしをコロナ妄想的に振り返る話が続く。 さて、明日は杭州とはおさらばだ。ゆっくりできる最後の日が来た。   見納めはやっぱり西湖に行っておきたい。 わしは、特に郭庄というところが気に入っている。 親しい友人を案内するなら、わしとしても最後に行っておきたいとこならそこがいい。 郭庄へ。 郭庄は西湖の北西岸にある。 バスで行くのも、乗り継いで行くか、途中から歩くかで、ち […]

138、杭州に帰った。久しぶりに学校に行く。人物画のレッスン。

水墨画留学の時の杭州暮らしをコロナ妄想的に振り返る話が続く。 久しぶりに教室に行った。 わしにとっては最後の日になる。 レッスンとしてもほぼ終わりに近い。 最後の2週間は「人物画」のコースであった。どのコースでも進め方は似たようなものだ。 午前中は先生が来て、いろいろ指導してくれて、午後は自由時間。先生が与えてくれた宿題をやったり、自分でいろいろやってみるとか。 宿題が多い先生もあれば、少ない、ほ […]

137、杭州に帰った。晩飯を食おう、あるいはデジカメが壊れた話。

水墨画留学の時の杭州暮らしをコロナ妄想的に振り返る話が続く。 帰ってきたなあ。 さて、天津、西安の旅が終わって杭州に帰ってきた。 帰ってみれば、杭州の寮も今や我が家の感覚だ。 部屋に入れば疲れた感がどっと出る。 それでも、ひさしぶりやからちょっと西湖のあたりを散歩しよう。 もうすっかり夏になってしまってる。 暑いけど気持ちが良い。やっぱり杭州はええなあ。 やっぱり西湖はええなあ。  あじあん 凧が […]

136、西安の旅、杭州へ帰る。

水墨画留学の時の杭州暮らしをコロナ妄想的に振り返る話が続く。   さて、一夜明けた。 朝の便で杭州に帰る予定だ。リムジンバスは7時20分発だ。 いつもの揚げパンと豆乳の店に朝飯を食いに行ったら、6時頃開くって言うてたのに、開いてない。 他に朝飯を食える店はない。しかたない、空港で食うしかない。  あじあん 地下鉄に乗る。 まず地下鉄に乗る。 鐘楼のあたりにリムジンバスの発着場があるのをこ […]