136、西安の旅、杭州へ帰る。

水墨画留学の時の杭州暮らしをコロナ妄想的に振り返る話が続く。

 

さて、一夜明けた。

朝の便で杭州に帰る予定だ。リムジンバスは7時20分発だ。

いつもの揚げパンと豆乳の店に朝飯を食いに行ったら、6時頃開くって言うてたのに、開いてない。

他に朝飯を食える店はない。しかたない、空港で食うしかない。

 
あじあん

地下鉄に乗る。

まず地下鉄に乗る。

鐘楼のあたりにリムジンバスの発着場があるのをこちらにいるあいだに調べておいた。

地下鉄で2駅 3人で6元だ。リムジンバスは3人で78元。

来る時に西安空港からホテルまでは160元だった。大差ないといえばそうなんやけど、同じ値段で行けるかどうかわからんし、まあ、気分の問題やね。

早朝の地下鉄はガラガラだ。バス乗り場はすでに行列になってる。

 
あじあん

リムジンバスに乗る。

待ってたらへんなおっさんが話しかけに来る。

バスは出えへんとかなんとかわけのわからんことを言うてる。

後で考えたら、闇タク屋やったんや。言葉がわからんからその手に乗らんですんだ。

ようやくバスがくる。

さすがにバスはかなり満員だ。

1時間ほどで空港に着く。

 

“"

 

 

 
あじあん

飛行機で杭州まで。

大きな空港だ。ぐるぐる歩いて、杭州行きのゲートに行く。

出発を待つあいだに朝飯を食う。

簡単に食っても114元。これが一番気に入らん。

飛行機は当然のことのように1時間ほど遅れる。

しかも、西安から杭州までは2時間ほどかかる。

中国ってどんだけ広いんやって思う。

 

 
あじあん

またリムジンバスへ。

 

杭州空港からは又リムジンバスに乗る。3人で60元。

リムジンバスの終点から学校の寮までは歩いていけない。疲れたからタクシーにしようって思ったけどつかまらへん。

今やったら、地下鉄が通っててとても便利なんやけど、その当時はまたバスに乗るしかない。

ジタバタしたけど、やっと無事に寮に帰れた。

今日は飛行機とリムジンバスの1日やったなあ。

バスは順調だったんでよかったけど。

 
あじあん

リムジンバスといえば。

飛行機の旅といえばリムジンバスを使うことが多い。 それにまつわるいろんな思い出もある。

 

 

敦煌のリムジンバス

中国では、リムジンバスがあんまり無いような、とくに昔は無かったような気がする。

タクシーが安いからかもしれん。

十数年前に敦煌に行った時が強烈やった。

空港を降りたら、何もない。タクシーもない。

どうしょうって困ってたら、乗合タクシーがあった。

その時にいた人を乗せて走るんかと思ったら、なかなか動かへん。満員にならへんから次の便を待つらしい。延々と待たされて、次の便が来てやっと出発。

とても効率が悪い。

 

ホーチミンのリムジンバス。

ベトナムのホーチミンには仕事もあってよく行った。

いつもタクシーをつかってたけど、ほとんどの場合はぼったくられる。

大金ではなくて、微妙に高いんで、騒ぎを起こすのも面倒なんでまあええかとなってしまう。

でも、あんまり愉快ではない。

今度は、リムジンバスを使ってみようと調べて、乗った。

快適とはいえないけど、ちょっと不安やったけど、なんの問題もなかった。

料金も全然違う、これならこれからリムジンバスにしようと思った。

バス停は限られてるからホテルに近いかどうかが問題になる。

いろいろあるけど、他の話はまた別の機会に。

あじあんじゃんくしょん
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