雲崗石窟、懸空寺、五台山、平遥の旅-15

平遥古城、ぶらり2
ぶらり、ぶらりとしていると、おもしろい風景に行き当たる。
私は、こういう感じは好きだ。
何となくいい感じと思いませんか。白黒の方がいい感じだと思うけど
この赤い色も大事だしね。

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通りがかりに人だかり。田舎ではよくある風景だ。

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そして老醋店。
とおりかかったら、店の中からひょっこりおじさんが出てきて、「『老醋』はいらんかね?」
と言う。最初は通り過ぎたけど、気になって結局戻った。
「ここの醋は外国からの特別注文もあるんだ」、「こないだマレーシアにも送ったばかりだ」と
自慢してる。
「飲ませてよ」というと、「3年モノ、5年モノ、10年モノとあるけどどれにする?」と言う。
「もっと好いのないの?」というと、「手工品」と書いたのを指差す。
「手作り」という事だ。
「それ飲みたい」というと入れてくれた。
確かに美味しい。香りもいい。旨みもしっかりある。
「ええなあ、これ買うよ」という事で入れてもらった。
こういうのが行きがかりに買えるのがこういう古鎮のいいところだ。

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この街には、オンドルみたいなのがある。
韓国のはスチームを通すみたいだが、それとは違って、床下で直接石炭を焚くみたいだ。
ホテルにはその名残はあったが、現実の生活でどこまで使っているかはわからない。
こんな煙突がでているのは、今でも使っているのじゃないかなあ。

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