平遥古城、守護寺の1、双林寺
「明日の予定は、平遥古城の後、双林寺、鎮国寺、喬家大院、それと杏花村」と
言ってあった。その時、「杏花村は行っても何もないよ」、「それにそんなに廻れない」
と不満げであった。「何も無くても行きたいんだ」と強く言ったが、どうも嫌そうだ。
それで、9時すぎに平遥古城を出発。平遥古城には守護寺が二つあって、双林寺と
鎮国寺というそうだ。
最初は、双林寺。いきなり好い感じだ。古文化の香りがする。
正面に千手観音が登場。
学生達が、前のパラリンピックだったかな、張芸謀プロデュースのセレモニーに
使われてた千手観音のイメージを真似しようとポーズをして写真をとるのに大騒ぎだった。
中に入ると仁王像が出現。
大きく力強い。
そして、職人さんのような学生のような人たちが、彫像の模写をしている。
どうやらここは一種の学校でもあるらしい。
文化財の技術の保存の目的もあるのだろう。
だからなのか、見学者も学生の団体が目に付く。
なかなか好い雰囲気のお寺だった。