平遥古城、黄土高原、西安、洛陽を巡る旅を語る。
さて、いよいよ出発の日が来た。
わしは九度山暮らし。
南海高野線九度山駅から出発だ。朝早い。寒い。
7時過ぎ、通勤時間帯やからそこそこ混んでいる。
橋本駅で急行に乗り換えて、天下茶屋まで。
そこから、南海空港線で関西空港まで。
JRか南海電車か問題。
関空に行くには二つの方法がある。
一つは、南海高野線三国ヶ丘でJR関空快速に乗り換える。
もう一つは天下茶屋から空港線に乗り換えるというやつだ。
わしは、天下茶屋まで大分遠回りするんでJRの方が安いし早いって思い込んでた。
しかし、それはただの勝手な思い込みであった。
ちょっと調べたらわかる。
九度山から三国ヶ丘JR経由やと、約2時間 1620円だ。
天下茶屋から南海空港線やと約1時間50分 1370円だ。
南海だけで行く方が安くて早い。時間帯にもよるかもしれんけどおおむねこうなる。
今までえらい損してた。
しかも、重いスーツケース引きずって三国ヶ丘の乗り換えは結構大変だ。
天下茶屋やったら、降りた反対側のホームに空港行きが着くんで楽ちんだ。
特急に乗る。
今までの経験では、三国ヶ丘で乗り換えても天下茶屋で乗り換えても関空行きは絶対座られへん。途中からやからそれはしょうがない。
しかし、歳取ったら、できたら座っていきたい。
しかも丁度ええ時間に特急が先にくる。これええやんか。
ういた250円分にちょい足して特急に乗ろう。事前予約完了。
天下茶屋駅のホームは大混雑だ。
次の空港急行を待つインバウンドの人たちが巨大なスーツケースを持ってならんではる。
特急にしてよかった。
この競争をクリアするのは大変そう。しかも電車の中に荷物置き場がない。多分。
わしは、ちょい早い特急に乗る。
荷物置き場は小さいんでもう置くとこがない。わしのは小さいんで座席に持ち込もう。
マナーの問題で騒ぐより、観光立国を目指すなら荷物置き場をもっと考えんとあかんのとちゃうやろか。
それにしても立席で乗ってはる人が結構いてる。
これって多分禁止のはずやけど、外国人相手にごちゃごちゃやっても面倒なだけやから黙認してるんやろか。
わしの席にも座ってはったけど、すぐにどいてくれた。
電車は空港に向かって一気に走る。
やっぱり楽ちんですなあ。
臨空タウンを通って、
橋を渡って、
空港まで。
えらく簡単。
結論。
九度山から関空へ行くには、JRに乗り換えるより、南海電車を乗り継いだ方が安くて早い。
途中乗り換えやから、体力のない老人は、520円だして特急に乗った方が楽だ。
とても快適。
日本の電車は観光客用の荷物置き場対策をした方がええんではないやろか。
あんまり、だれも興味ない話。かな?
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