雲崗石窟、懸空寺、五台山、平遥の旅-21

太源で、旅の終わりに
「次はどこへ行きます?」と運転手が言う。
「『何処へ行く?』って、言ったって、あんたが『杏花村へは行かれない』って
言ったんじゃないか」とむかついた。
「どんなとこがある?」と聞いても、「○○××・・」と言って、つまり喬家大院
と大差ない所だという事だ。「そんならもうええわ」と言ったが時間が中途半端
すぎる。
「折角太源の街に来たんだから、せめて太源の街を見ていこう」と言う事で、
太源市内に向かった。
が、太源市内はひどい車の渋滞だ。軽く見物と思っても身動きできない。
それで、「マッサージでも行くか」という事で探したが、やっと見つけた時には
「もうマッサージする時間はないね」と全て中途半端。
太源市内は大きな街だから、この渋滞では空港へも余裕をみておいた方がいい。
仕方ないので、「空港へ行こう」となった。

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太源の空港は新しくて大きい。ただ、新しくなったばかりのようで、サービス
設備なんかがあまり整っていない。
ここでも落ち着く場所がない。

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最後は、予定通り「杏花村」に行けなかったのが最後まで残念だった。
運転手の言うとおり、「行っても何もないよ」という事だろうが、
山村の村であれば、その雰囲気を感じたかったので、いかなければ
何も始まらない。
「せめて」と思い、画にしてみた。
こんな感じであればいいな。

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