高知、愛媛、広島の旅−17、三津浜にやってきた。

梅津寺を出発。

梅津寺の大駐車場を出発。
しばらく南下する。
海岸線から少し内に入って街中を走る。
ナビを頼りに信号を右折、伊予鉄道の踏切を渡って海岸へ。

あじあん

大阪にも渡し船はある。

三津浜の商店街の外れ、海のそばに渡し場があった。
渡し船が海のそばにあるのは当たり前。
看板を見てたらどうも公共の渡し船らしい。
前に行ったことがある大阪の渡し船と同じだ。
昔から、地域の人たちが利用する渡し船があって、周辺の道路事情が
どんどん変わっていっても、廃止してしまったら、住民の生活に多大な
影響を与える。これだけはやめられへん。かといって、そこに橋をかける
のもコストがかかりすぎるということで、いまの時代にも残された
渡し船が8ヶ所存在するのだ。
大阪の場合は、時間が決まってる。その時間にそこに行けば、誰でも
無料で乗せてもらえる。バイクや自転車も乗せてくれる。
市の職員が運用する公用サービスだ。
サイクリングにきてちょっと乗っていくっていう人がとても多いみたい。
何かのSNSで賑わってるんかもしれん。
買い物行き帰りみたいな主婦みたいな人たちもいてる。
通学性もいてる。
仕事の人もいてる。
知り合い同士は話してはるけど、知らん人が混ざって盛り上がると言うほどでもない。
わずか数分ていどの旅だ。みなさん淡々と。
それもええなあって思った。

あじあん

三津の渡し。

ここは三津の渡し。

たまたま、こっち側の船着場に船と乗組員の方がいてはった。
時刻表はなくて、常駐してはるんで、声かけてくれたらええよって言うことだ。
向こう側にいたら、手えふってくれたらええ。
特に人が揃わんでもいけるよって事だ。
船にのって渡る。

さっそく乗せていただく。

初めてかい? ということでいろいろ説明してくれはる。
向かいの丘の上にあったお城へ物資を運ぶために使われ始めてということだ。
地元の人やら、観光客やら、この船を利用する人はとても多いらしい。
あそこに見える神社は「湊三嶋」って言うんやけど、ここの港の守護神、
立派な神社やから是非ともいったらええ。
あの丘の上には「港山城跡」があって、とてもええ景色。

他にも、このパンフレットに書いてあるんでいろいろ行ったらええで。
と教えてくれた。
さて、船を降りる。
とりあえず丘に上ってみるか。
登口を探す。

あじあん

「一茶」の文字が見えた。

茶店みたい。いや、「洗心庵」跡みたいな看板がある。

小林一茶の庵のあとみたい。ここで句会をしていたとの表現がある。

 

梅の月一枚のこす雨戸哉
あの渡し船に乗って、句会に通っていたらしい。
風流なものではないか。
わしらはその裏から山に登ろう。

あじあん

このあたりを旅した様子をユーチューブ動画にしました。ご覧ください。

三津の渡しの地図。

あじあん

ブログランキングに参加していますよかったらポチンとお願いいたします。

にほんブログ村 旅行ブログ アジア旅行へ
にほんブログ村