40、黒川温泉、黒川神社、明神様。

九州の秘境温泉プラス、湯平、杖立、由布院、黒川温泉を歩く旅が続く。

 

黒川神社。

奥の院から、温泉郷に戻る。

さて、次はどこに行こう。途中に黒川神社と案内図にちらっと出てる。

何でもないかも知れんけど、ちょこっと寄り道してみよう。

相変わらず天気はよくない。このあたりは観光客は誰もいない。

たまに地元の人とすれ違うくらいだ。

神社は少し山の上みたい。上から温泉郷が一望できたらいいなと思う。

丘の上近く、お坊様が迎えてくれた。

ん? 神社やのに?

まあ、ええか。神仏混淆はどこにもある。

てっぺんまでいくと神社があった。

いい感じのお社だ。

でも、閉じられている。

何もないわりにはよく整備されてる。建物は古いけど手入れが行き届いているし、雑草が蔓延っていない。

どこも綺麗に掃除されている。

普段は開いてないけど、年に何回か祭礼をするのではないかと思う。

 

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あじあん

地域の祭礼ってとても面白い。

地域の祭礼ってとても面白い。

わしが暮らす九度山町近辺にも、地域によっていろいろな祭礼がある。

少し山を登って、もう高野町に入ってしまうけど、南海電車高野線、紀伊細川駅というのがある。

ここの集落に「八坂神社」というのがあって、京都の八坂神社とはなんらかの関係があるんやと思うけど、毎年夏の頃に五穀豊穣を願う祭礼がある。

ここでは「傘鉾と鬼の舞」というのが奉納される。

とても興味深い。

その日になると、集落の氏子さんたちが集まってくる。

神事が奉納されて、しばらくすると、

奥の方から、傘鉾が現れる。

先頭にいるのは鬼だ。

棒を持った鬼が、さまざまな踊りや仕草をして、魔を払い、五穀豊穣をいのる。

鬼に触ってもらった子供は元気に育つのだそうだ。

こどもは怖くて、泣いている。

よくある村祭り的な風景だ。

とても良い。

傘鉾もとても妖しい。

そしてこの神事は、同じ日に、山の下の方に移動していくのだ。

下は下で別途行われるんやけど、まるで、移動してきたかのように時間をずらして、似たような、

傘鉾や鬼の舞の神事があるのだ。

とても興味深い。

 
あじあん

話は元に戻る。

黒川神社から、温泉郷に戻る。

丘の上やから一望できると思ったけど、まあそれほどの風景でもなかった。

渓谷に沿って温泉郷があるのがわかる。

ええとこだ。

 

 

黒川温泉をめぐる旅をユーチューブ動画にしました。ご覧ください。

 

 

 

黒川神社、明神様の地図。

あじあんじゃんくしょん
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