九州の秘境温泉プラス、湯平、杖立、由布院、黒川温泉を歩く旅が続く。
山道を進む。
さて、川を左手にみながら山道を更に奥へと進む。
奥には行くが高低差は殆どない。
左手奥になんかあやしげなものが見える。
ずんすん行くと橋が見えてきた。
滝がある。
滝がある。
右手奥に滝が見えた。
山水が滝になって流れ込んで淵になっている。
なんとなく不気味な気がしないでもない。
スピリチュアルな感じでもある。
なんか出るかな?
出るわけない。 小さいけどいい滝だ。
右手に滝を見つつ小さな橋を渡る。
道の奥が行き止まりになっていて、そこに仏様がいてはる。
奥の院。
まさに奥の院だ。
これって、ほんまの不動明王? 何がどうなってたらお不動さん?
ようわからん。
・大日如来の化身。
・手に武器を持っている。倶利伽羅剣と羂索。
・天地眼。右眼が上向いて、左眼が下向く。
・牙上下出。右の牙が上向き、左のが下むき。
・制吒迦童子(せいたかどうじ)と矜羯羅童子(こんがらどうじ)を侍らせてる。
・ご真言は「ノウマク サンマンダ バザラダン カン」。
てなことがお不動さんてことらしい。
そうなんか? どうなんか?
不動明王って、立ってた方が力漲ってる感じがしてカッコええんやけど、ここのは座ってはる。
しかし怒ってるから間違いないやろ。
他の仏さんはあんまり怒らはらへん。
旅でお不動さん?
前に大分の臼杵で石仏を見に行ったことがある。
見事な石仏群であった。
熊野古道でも石仏によく出会う。
観音様が多いけど、不動明王には出会ったような?
旅で妖しい仏様。?
インドのシッキムでは妖しい仏様に出会った。仏教ではない? しらんけど。
ダージリンではもっと強烈な仏様に出会った。これも仏教ではない? 知らんけど。
写真撮影禁止なのがとても残念だった。
ではさらば。
不動明王とおさらばする。
なんでこんなとこに不動明王が祀られてるかようわからんけど、きてよかった。
なんかわからんけど面白かった。
温泉街にいる限りは秘境って感じがせんかったけど、こんな雰囲気に浸れてちょっとだけ秘境気分を味わえたのではなかろうか。
では、温泉郷に戻ろう。
黒川温泉をめぐる旅をユーチューブ動画にしました、ご覧ください。
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不動明王、奥の院の地図です。