さて、シンガポールとホーチミンにも時差が1時間ある。経度としては殆ど変
わらへんと思うんやけどややこしい。で14時頃出た飛行機は15時頃つく。
はずやけど、出発が1時間遅れたんで到着も1時間ほど遅れた。
ベトナムの入国は意外と厳しい。
観光入国の場合は入国審査で出国のフライトチケットを見せないとあかんのだ。
わしらは明日、カンボジアのプノンペンまでバスで行く。現時点ではチケット
を持ってへん。それがわしらの英語力ではなかなか伝わらへん。トランジット
と勘違いされてあっちへ行けという。
行きかけたけどやっぱりおかしいと思い引き返して又言い直す。
やっとわかってもらえた。
ほっとして外に出る。人が少ないんでよかったけどこういうところで何度も並
びなおすのはかなわん。
外にでる前から熱気がやってきた。やっぱりホーチミンは暑いわ。
ベトナムドンがなかったらここで少し換えた方がいい。本格的には市内でどこ
にでもある両替屋で換えた方がずっとレートがいい。幸いバス代くらいは持っ
てるんで問題ない。
表に出るといつものようにタクシーの客引きが群がってくる。タクシーに乗る
としても彼らにつかまったらぼられるから気いつけなあかん。正規の乗り場で
乗ったほうがいい。しかし、今日は路線バスでいく。どこや?
ネット情報では出て右手ほうにバス乗り場があるような事を書いてた。しかし、
ようわからん。インフォメーションみたいな机に女性がいたんで聞いてみた。
「市内へ行くバスはどこにある?」、「バスなんか無い」ってそっけない返事
だ。「タクシーで行くしかない」と言う。ようみたらタクシー手配の担当デスク
やった。なんやと思いつつ、右手前方を見るとバスが停まってる。
なんやあるやんかと急いでいく。
ネット情報通り152番がついている。念の為に、「ドンコイ通りに行く?」、
「行かへん」、「ベンタン市場に行く?」、「行く」
ならこれで問題無い。
この写真の真ん中がさっき情報聞いたおねえちゃんのいたとこ。
その左手ずっと先にばすがいてた。
バスの中に入って座っていると切符売りのおっちゃんがやってきた。「どこまで?」
「ベンタン市場、二人分」
しばらく考えて、2万ドンと言う。荷物を指さすから、荷物代も含めてやと言
う意味やろう。ネット情報によればもうちょっと安かったんちゃうやろかと思
うけど、適当に切り上げたんかな。2万ドンって約100円。つべこべ言う値段で
はないと思った。
予想通り、路線バスやからバスの中にスーツケースを置く場所はない。勿論、
外にも荷物入れはない。スーツケースをシンガポールに預けてきてよかった。
バスの問題もあるけど、ベンタン市場に着いたあと、ドンコイ通りのホテル迄
結構長い距離歩かなあかんのでそれも大変なのだ。
これで路線バスのミッションもクリアした。
バスが出発する。
途中、細かく停まっていく、まさに路線バスだ。
人が降りては乗ってくる。
なつかしいホーチミンの街角だ。
ええなあアジアの喧噪に戻ってきた。
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ありがとうございました。