135、西安の旅、やっぱり酒が飲みたい。

水墨画留学の時の杭州暮らしをコロナ妄想的に振り返る話が続く。

 

酒を求めて。

さて、沙鍋を食って元気一杯。大満足だった。

しかし、なんだか物足りん。

美味しいもん食ったのに酒飲んでない。

てなことで飲めるとこを探す。日本の居酒屋みたいなとこは外国に行ったらあんまりない。

もちろん中国にもない。街角食堂みたいなとこで食事と一緒に提供してるやつをいただくしかないのだ。しかも、このあたりはイスラム料理地帯だ。

宗教上の理由で酒は出さへん。

どこもかしこも見当たらへん。

どんどんホテルが近くなってきた。

しゃあない。やっぱりこないだ行った餃子屋さんに行ってみる。

ここは中華系やから大丈夫。

 
あじあん

再び餃子屋さんへ。

ここは東北家庭料理みたいな看板があがってるだけに水餃子がメインのお店みたい。

お酒だけでもええかい? と聞きながら入っていく。

全然問題ないみたい。

若い女性のウエイトレスが3人元気に迎えてくれた。

なにが面白いんか、自分たちで盛り上がってキャッキャやってはる。

若い時はなんでも嬉しいらしい。

ともかくビールをいただく。

腹一杯やけど、アテがないと寂しい。

野菜の和物みたいなやつ。酸っぱくておいしい。

ここの水餃子はもちろん美味しい。

ご機嫌でビールを飲んでたら、もうちょっと強いやつもほしくなった。

 

“"

 

 
あじあん

白酒(バイヂュウ)を飲もう。

レジカウンターまで行って、選んだら持って来てくれる。

1合瓶程度の小さいやつがほとんど、ちょい飲み客が利用するのだ。

前回と同じやつをもらおうと思ったら、よこに樽みたいなのがある。

樽酒をいただく。

これって、量り売りでもらえるの?

と聞くと、大丈夫と言う。試しに1両(50g)入れてもらう。

みてたら瓶から小さな杓みたいなんで汲み出してる。これって期待が持てるではないか。

バイヂュウってとても強い。アルコール度数30度くらいから50度くらいまでのものが多い。

これはどうやろ、中くらいかな?

素晴らしく美味しい。大体、甕に入って量り売りするようなモノは美味いに決まってるけど、そのとおりだ。

まったりして、コクがある。安物のバイヂュウによくある、ベトつき感はまったくない。

すっきりしてる。

瓶の見た目は、けったいなポスターをべったり貼ったりしていかにも妖しげやけど、中味はちゃんとしてる。よかった。

飲み過ぎたら危険やけど、どんどん飲みたい。

おかわりを頼む。またまたキャーキャー言いながら次のを汲んでくれる。

 

 

 

 
あじあん

とても美味しかった。大満足。

とても美味しい。大満足だ。

これでゆっくり寝て、明日は、杭州に帰る。

留学生活の締めくくりだ。

あじあんじゃんくしょん
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