四川省、楽山大仏、峨眉山、蜀の桟道の旅-08

峨眉山、金頂に至る
ロープウエーを降りるとそこは冬山の世界だった。
峨眉山は三峰からなっている。この金頂は標高3077m、その先に千佛頂、万佛頂があって
万佛頂は最高峰3099mだ。しかし、今日は金頂から先は通行禁止になっている。
凍結して危険なのだろう。
日本で言えば、槍ヶ岳や穂高岳の山頂に一気に運びあげられたようなものだ。
元々、峨眉山は仏教の信仰の山だ。
山の至る処に寺がある。入り口には報国寺、側に伏虎寺、五百羅漢、上に上がって、
雷音寺、中峰寺、万年寺、遇仙寺、仙峰寺などなどだ。
山塊一体が修行の山だったのだろう。
そして、金頂頂上には四面十方普賢金像がある。
山頂の樹氷林の上に一際高く金色の像が聳え立っている。
ありがたいというにはちょっと派手すぎる気がするが、中国に人はきんきらきんが
好きだからなあ。大阪人も負けそうだ。
雪原の頂上からの見晴らしは素晴らしい。
眼下は一面の雲海だ。
見つつ登ってきた向かい側の山が眼下の雲海の中にある。
こうして見ると、雲海とは良く言ったもので、大河や大海原を見ているようだ。
雲は水が流れるが如くひっきりなしに流れている。
空はあくまでも晴れて爽快だ。
風はないし、日差しが強いので寒くはない。
しかし、何となく気分がおかしい。何だか息が苦しいのだ。
「もしかしたら?」高山病になりかけかもしれない。
前に、雲南省のシャングリラに行った時もこんな感じだった。
一気に3000mまで上がったからかもしれない。一緒に行った友人も少し苦しそうだ.
だが他の人は元気一杯。景観を楽しんでいる。
絶好調のはしゃいでいる彼らがうらやましい。
ゆっくりゆっくり歩こう。
しばらくすると慣れるだろう。