西安の餃子館

もう夕方5時を過ぎています。
早く帰らないと、雇ったタクシの運転手交代時間に間に合いません。
「運転手さん、大丈夫?」 ちょっとあせってます。交代相手に連絡してるようです。途中のどっかで落ち合う事にしたようです。
それで、飛ばす、飛ばす!猛スピードです。
怖い、怖い!1時間以上かけてきた道を40分くらいで帰ってしまいました。
交代した運転手さんに、
「どっか、おいしいとこ知らない?」。
「何食べたいの?」。
「うーん、地元の料理、・・餃子なんかいいな」。
「分かった、連れて行くよ」。
「後で、マッサージも行きたいから、ついでに教えといて」
という事で、「大清花餃子館」という店に行きました。
裏通りのひっそりした場所ですが、結構大きくて綺麗な店でした。
ここは、どこのかよくわかりませんが、少数民族系の料理店みたいで、店員は民族衣装を着ていました。
餃子というのは、中国では、主食という事で、ご飯と同じ位置づけです。
前に天津に行った時、餃子のおいしい店があって、「ご飯と餃子とスープ」を注文すると、変な顔をされました。メインディッシュを注文しないのはおかしいというのです。
でも日本人は餃子とご飯を食べたいですよね。
ここは、餃子館なので、それでもokです。
中国では、餃子は、1皿、2皿とか10個、20個とかでなく、重さで注文します。1斤(約500g)とか2斤とかです。今回は、それぞれ半斤づつです。
珍しく、日本人の好きな焼き餃子もあって、早速注文しましたが、サクサクしておいしかったです。
いつも思うのですが、野菜のたっぷり入った水餃子は中国で食べる楽しみの一つです。蝦とか、肉とか色々食べました。
おいしい餃子館でした。
中国野菜はもひとつしっかり名前を覚えられないけど、野菜もおいしかったです。
3人で100元でした。

ゆっくり、食べた後、近くの教えておいてもらったマッサージ店に行きました。足90分、全身60分で32元でした。
信じられないくらい安いです。
マッサージが中国へ行った時の楽しみの一つです。
歩き回って疲れた後、お酒を飲みながらご飯を食べて、その後、マッサージでうとうととするのは至上の幸せです。

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