コロナ引き籠り。杭州絵画留学の日々が懐かしい。−14、宏村、古鎮の中で。

宏村、古鎮の中で。

さて、入り口の池の辺りでいつまでもたむろしてるわけにはいかん。
中に入ろう。

中に入るとすぐにまた、そこそこ大きな池があるのがここの特徴でもある。
集落は薄く広く池を取り囲んでいる。

ここの池は特別美しい。古鎮によくあるように多分、防火用水を貯めておくのと
家庭用の共同洗濯場兼炊事場みたいな役割なんやと思う。

池を取り囲む建物が程よく古びていて、特に漆喰の汚れ具合がとても良い。

入り口の池でもそうやったけど、ここでも池に映る風景と2重になって味のよさを
深めている。

どっちむいても人がいてるのはわしらの仲間やろか?
無粋ではあるが仕方がない。

池の前の空き地にモノを売るおばさんが座ってる。

絶妙に風景にマッチしてる。

売ってるモンは買いたいモンではないけど、存在が絵になる。

いかにもという人がいる場合、もしかしたらこんな場合もある。
例えば、山の中の古い村にいったら、村外れの畑のとこで、ヒゲを生やして、
菅笠をかぶってヤギを連れてという絵に書いたようないかにもな爺さんが出てきて、
観光客に写真を撮らせるサービスをしてる場合があるのだ。
観光客が集まってくると、どこの誰が連絡をするのか知らんけど、ちょうどええタイミングで
姿を表す。そしていろんなポーズをとってくれる。
料金を請求するわけではないけど、それなりの謝礼金を渡す。
どうも、アマチュア写真家が増えてきて、プロが雑誌なんかに発表した場所と、シチュエーションを
目当てにやってくる場合が多いんでそれに答えるサービスらしい。
こういうのが中国あるある、で時々見かけるんやけど、ここのんはそうではないみたい。
そのまま周りを見てみる。
調理場がみえる。

民宿かなんかやろか?

野菜をあらったりしてる。

まさか、この水で?

一見、きれいにはみえるけど?

これを、食うのは抵抗あるなあ。
池のまわりは、仲間がいっぱい。でも知らん人ばっかりだ。
さすが、美術学校、スケッチしてる人が多い。

とても良いところではある。

 

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ありがとうございました。