赤木城跡へ。
さて、丸山千枚田を上から下に下りつつ眺めて行く。
するとガイドさんが、次は「赤木城というところに行きます。あそこに見えてます。」と言う。
なるほど、はるか下に城跡みたいなのが見える。
「地味なようですが、人気絶頂のお城なんですよ」とガイドさん、熱を帯びてきた。
古城マニアみたいな人がいて、レアなお城を探して歩くのだそうだ。
そういうマニアックな人がこぞって訪れるところらしい。
遠目にもしっかりした石垣が残っているのが見えている。
なかなか良さげなところではないか。
わしには、横の畑で働いてるおっちゃんも気になるなあ。
絵になる風景ができへんやろか?
それを横目に下まで降りて、城の入り口へ。
みかん畑の中にある。というか、今となっては周りがみかん畑になってしまってると
いう結果だ。
正面に行って、由来などを読んで見よう。
なるほど、城造りの名人と言われた藤堂高虎が築城に絡んでいたのか。
さすがに石垣がしっかり残っているはずだ。
木が多い国は重要な土地であったらしい。
戦争が強い国になるには鉄が必要。鉄を作るには熱が要る。熱を作るためには大量の
木材が要るという理屈らしい。
紀州熊野は木の国だ。そういう重要点もあったんかもしれん。
いろいろな鉱山もあったらしい。
そしえ、百姓一揆なども盛んにあって、いろんな悲惨な事件もあった土地でも
あったらしい。
その鎮圧のためにもこの堅固な城が役に立ったということだ。
複雑な歴史があるのだ。
てなことで急に元気いっぱいおしゃべりになったガイドさんの案内で上に登る。
なかなか気持ちの良い石段が続く。
見返せば、棚田が見える。
とても良いところだ。
少し上がると上に着く。
いい感じだ。
ブログランキングに参加しています。もしよかったらポチンとお願い致します。
にほんブログ村
ありがとうございました。