雲崗石窟、懸空寺、五台山、平遥の旅-5

大同空港
さて、旅の始まりだ、北京からは大同に飛ぶ。昔は、大同までは飛行機の便が無いかった。
もしくは季節便だけがあったのかもしれないけど、とにかく行きにくかった。
むしろ北京から車で行ったほうが早いくらいの距離だからだ。
今回は、8:20着の便があったので丁度良い。
着いたら早速トラブル。迎えが来ていない。電話をすると、「昨日コンファームの電話がなかったから
キャンセルとみなして行かなかった」と言う。
「コンファームは普通そっちからするんだろう」と思ったが、これが中国流らしい。
「今から行くから三十分待って」という事でしかたなく待つことになった。
空港は新しい。新しいが寂しい。到着便は1日2便だ。広い空き地にぽつんと空港がある。

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待つ間、暇だからぶらぶらしているとススキがあった。
「そういえば最近日本ではススキを見なくなったなあ」と思う。昔は、町の空き地や川原に無造作に
ススキが生えていたけれど、最近は見ない。「どうなったんだろう」と思う。

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それで、結局40分以上待ってやっと車が到着。
「今日の予定は雲崗石窟から懸空寺、木塔を廻って五台山に行き、最後は平遥古城のホテルまで行く」
というと、「一日でそんなに廻れないよ」、「夜中の2時3時までかかるよ」、
「私はいやだから他の運転手をたのんでくれ」とゴネだした。
「旅行会社と契約したことじゃないか」と言って、相手にしなかったが、本当に2時、3時なら大変だ
これから先どうなるだろう。不安のスタートだ。