悲しい北京、重慶の旅5ー重慶、小吃街

河を見ていたら日が暮れてきた。お腹も空いて来た。「そろそろご飯を食べに行こう」
という事でタクシーを捜す。重慶もタクシーを捕まえにくい街だ。
夕方のこの時間帯はちょうど運転手の交代時期で空車が殆ど走っていない。
いても、交代に急いでいるから拒否される。
それで、ここも観光地だから、ここで降りる客を狙って、その人と交代で乗り込まない
としようがないが、正規の乗り場がないので周りの人と取りあいだ。
それでも何とか捕まえてやっと乗れた。
「上海の黒三娘の本店が重慶にあると聞いたので行ってくれ」と言うが、
「そんなものは無いという」
その店に電話したら、重慶から二時間くらいはなれた場所にあるという。
いろいろ話していると、重慶では毎日家で食べているのが「四川料理」だから、
「四川料理の名店」といってもあまり話題にならないらしい。
しかたないので、「地元の人が行くようなおいしいレストランはないのか?」と聞いたら、
暫く考えて、「『小吃』の屋台が集まっているところでいいか?」という。
「ここだと、おいしい店が沢山ある」ということだ。
「じゃあ、そこへ行こう」
その名も、「小吃街」、そのまんまだ。
街の匂いも唐辛子と花椒の匂いだ。やはり四川料理の本場だなあ。
若者を中心に人が溢れ帰っている。賑やかで元気が出る街だ。

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暫く歩いていると、屋台の店が沢山集まっているところに出た。
美味しそうだ。
普通なら迷わず適当に食べ始めるが、今日は慎重だ。
見た感じちょっと衛生的に気になるところがある。
特に今回は、いろいろトラブルが続いたので、続けて、「お腹が痛くなった」
ではしゃれにならないから、「やっぱり屋台は遠慮しておこう}
この写真の店が、「あぶなそう」というわけではないですよ。

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