かなり歩いたので大分お腹が空いてきた。朝食べた餅子のつかえも取れて来たようだ。
「どっか食べるとこ連れてって」と運転手に頼む。
着いたのは結構小奇麗で大きなレストランだ。
希望から言うと若干不本意で、もう少しB級ぽい麺屋か小吃屋がいいのだが、観光地の
真っ只中でそんなええとこはあるはずもない。
贅沢は言えないのだ。
緑の中のテラス風の席はなかなかおしゃれな感じだ。
「魚は高いから避けた方がいいですよ」と運転手は気をきかせてくれるが、いろいろ
考えるとやっぱり魚を食いたい。
中国では魚料理は贅沢品らしく、どこにいっても1斤いくらの重さあたりの値段設定に
なっていて、生簀にいるのを選んで調理してもらうのだ。こいつはかなり大きい。
奥の方では、調理場の横でいつもの料理鍋がゴーゴー音をたてている。
安心なような不安なような・・
ビールを飲みながら待っているが、客が多いせいかなかなか料理がこない。
とは言え急ぐ旅でもないからゆっくり待てばいい。
まず現れたのは腊肉、燻製の豚肉、簡単に言えばベーコンのようなものだ。
四川省や雲南省で良く見るが、結構贅沢な食べ物なのだそうだ。
塩味が利いておいしい。
実にポピュラーはジャガイモ細切り炒め。これは好きだ。
これは茸炒め。茸が新鮮でおいしい。味は四川らしくピリ辛だ。
漬物がやっぱりおいしい。軽く醗酵させた香りと酸味がご飯にあう。
野菜を卵焼きにしたもの。
実は卵焼きが大好きな私の好物だ。
こういうのがゆっくりゆっくり現れる。
ビールを飲みながら適当に食べていると結構お腹が一杯になってきた。
メインの魚がなかなかでてこない。
もう断って帰ろうかと思う頃やっと出て来た。
「麻婆豆腐も頼んでたんやったか?」忘れてた。
四川だからと一応頼んでみたが、ここのはあまり美味しくない。辛さが鋭くないのだ。
その後やっと魚が来た。
写真を撮るのも忘れたくらいだ。(麻婆豆腐の奥にあるやつ)
確かにおいしいかったが、お腹がまんたんになる前に食べたかった。
さて、次は青城山と一緒に世界遺産になっている都江堰を目指す。
より大きな地図で 青城山下で昼飯 を表示
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