悲しい北京、重慶の旅4ー重慶、河のある街

空港から、ホテルに行くタクシーの中で少し情報収集だ。
重慶は長江が流れる河の街なので、河を見る風景区が沢山あるとの事だ。
特に、嘉降江と長江の二つの河が交わるところが綺麗なので言ってみたら好いとの事だった。
それで、ホテルにチェックインしたら早速出かけた。
重慶は、海ではないが、長江の船便の大拠点なので、港町だ。
そして、坂の多い街だ。神戸や長崎やサンフランシスコみたいに坂が多い。
車も登ったり下ったり、ぐるぐる廻って走って行く。
そして、「朝天門広場」というところに着いた。

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目の前に広大な河が広がっている。
雨はあがっているが、霧が濃い。霧越しに見る河景色も好いものだ。
もうずっと以前に長江三峡の旅に来たのを思い出した。
ちょうどこういう広大な河をゆっくりゆっくり登り下りしたのだ。
「遊覧船にのらないか」と声がかかった。
「何時間かかる?」ときくと、「3時間ほどだ」という。
「もう夕方だし、今でも霧で薄暗いのに、3時間乗っても何も見えないだろう」と思い、
断った。
重慶は、河と霧と坂の街と言うだけではなくて、ビルの街でもある。
人口3000万人と言われる巨大都市なので、ビルが多い。それに工事中が多い。
人の出入りも激しいのだろう。
ビルと、クレーンが霧に霞んで見えている。
「ビルが森林のようだ」と呼ばれる街でもあるらしい。

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