悲しい北京、重慶の旅16ー北京、天壇公園の入り口で

今回、想定外の重慶の旅も終わって、帰りは全く順調に北京についた。
12時過ぎの帰着だったので、十分時間がある。
久しぶりに北京でまだ行っていない世界遺産などを見に行こうと思い立った。
それで、天壇公園に向かう。
天壇というのは、毎年正月に皇帝が天に五穀豊穣を祈る祭祀を行った場所だそうだ。
春節直後の今は、時期がいいかもしれない。
門から入ると広大な公園がある。

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そして、中は市民、特に老人達の憩いの場になっている。
多分、ある年齢以上の人とか、何らかの資格のある人は入場無料なのだろう。
日々のなりわいの一貫としてここに来ているようである。
例えば、中国のどこの公園でも良く見るように皆で社交ダンスを練習している。
有料の世界遺産の中でもやっているのだから、面白い。
懐が深いね。

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入り口から門に向かう回廊の中も、社交場だ。
実の多種多彩に楽しんでいる。
こんな風に演奏して、踊っている人たちもいれば、

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こんな風に、トランプをやっている人たちもいる。
全く、トランプが好きだね。
将棋をやっている人たちもいる。
楽しむのが上手なのかもしれない。

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