北京の春ー13.「狗不理包子店」で朝昼兼用食から始まる

昨夜ちょっと飲み過ぎた。朝から体が重い。飲み過ぎなくても重いけど、頭も重いから
全身重いのだ。
今日の予定は、2組に別れて行動だ。早朝出発組は万里の長城を見に行くのだ。
私は、別の友人を待って、平谷区というところにある壮大な桃花園を見に行く。昨年行けなかった
ので、今年は是非行ってみたいのだ。
それでも朝飯は一緒に食おうと約束していた。しかし、
「ごめん、食欲ないわ。先行っといて」
ということで、朝飯をパスしてしまった。
しかし、年をとるとあんまり寝ていられない。もぞもぞと起きだした。
友人が着くまでまだ時間がある。飯を食う気はしないが、散歩に行こう。
それで、王府井にある大きな書店に行って、画の本を見たり、HSKのテキストを探したり
していた。結構時間をつぶして、「そろそろかな?」と友人に電話をしたら、
もう直着くと言う。「えらいこっちゃ」と急いで戻って合流。
それで、結局出発前にご飯を食べとく事にした。すでに腹は空いてきている。
しかし、ゆっくり好みの食堂を探している時間はない。
「狗不理包子店」ちゅう店が近くにあったはずや。ということで何度も行ったことがあるが
そこに行く事にした。
天津に本店があるという有名な包子(豚まんの一種)の店だ。
場所がいいからか観光客に人気で、いつも満員、どんどん大きく綺麗になっていく。

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「もうじき、B級卒業やなあ」
「何にしよう」、「面倒くさいからセットにしよう」
「あの山野菜包子ちゅう40元のセットがええわ」
野菜餡の包子が9個とおかゆと漬物のセットだ。おかゆは食べ放題。

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日本の定食やみたいに、こんな小鉢も置いていて、なかなか美味しいのでいつもは何か食うが、
今日はこれだけで十分だ。

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暫く待つと熱々の包子が運ばれて来る。
皮がほどよい硬さで美味しくて、野沢菜のような酸味のある野菜の餡もジューシーで美味しい。

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粥もあっさりしていて、今日の体調には丁度好い。

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熱い粥と包子で元気が出たぞ。
平谷区に向かって出発だ。

店名 「狗不理包子店」
ジャンル 包子、粥、その他
住所 北京市東城区師府園胡同
電話 010-65257314
営業時間 不明
定休日 無し?
メニュー 中国語
言語 中国語

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ありがとうございました。