悲しい北京、重慶の旅21ー北京、豆汁

さて、北京の最後の日だ。今回の旅で時間があったらどうしても経験
しておきたい食べ物があった。しかも、朝食としてだ。
それは、豆汁というものだ。緑豆を豆腐にする為に絞った、残り汁
だという事だが、「これを飲まざれば北京人に非ず」と言われるそうだから
「それならば」と是非、経験しておきたかったのだ。
しかも、「おいしい!」というよりは、癖がある食べ物で、癖があるけど
好きになったら病み付きになって、やめられないという話だ。
こうまで聞くと我慢ができない。
それで、店を探した。日本からネットで調べていたところに電話しても
応答がない。何店かあるみたいだから他にも電話したが応答なしだ。
仕方ないので行って見ることにした。
地図のところに行っても店が無い。「もう一つ行ってなかったらあきらめよう」
と、天壇公園の北口のところに行った。「無い」
あきらめかけてタクシが交差点を曲がると、「あった!」、「よかった」
それで、タクシーに待ってもらって、店に入る。
入り口からして、なかなかのものだ。

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こうやって並んで入れてもらうのだ。

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「来た来た!これだ!」
思った程、癖はない。「雑巾の絞り汁みたいな色で、饐えた匂いがする」と
言うが、そんな事はない。「おいしい!」というわけではないが、確かに
癖になりそうだ。

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この焦圏というドーナツみたいなのと、漬物がおきまりセットのようだ。
それに茶卵を加えてみた。
特においしいというわけではないが、まあ話の種だ。

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日本に帰って、思い出したら、やっぱり又飲みたくなった。
この豆汁の味って気になる味だ。