山小屋の晩飯
なんだかんだで一日が終わった。今日は殆ど一日中歩いた。
しかし、山小屋の夜は長い。ここはマッサージもないし、
飲みにいくところなんか勿論ないのだ。
「シャワーは7時から8時の間だけだです」と言っている。
「ゲー、シャワーも限定なんか」
チャッチャとご飯を食べて、チャッチャと寝てしまわないといけない。
ご飯もこんなところだから期待できないだろうと思っていた。
まずはビールで乾杯。
本当に「お疲れさん」だ。
「これは何?」
白菜を天日に干して乾かしたものを、揉みほぐして更に干し、
漬物にしたものだと言う。
その上に豚肉の燻製を載せているのだ。
「うまい!実にうまい」
白菜は酸味があって、塩加減もちょうどよくてビールのあてに申し分ない。
豚肉の燻製も脂がのってるし、ほのかな燻製臭があって食欲をそそる。
これは豆腐だ。しっかりした味でおいしい。
こういうのだといくらでも食べられる
この野菜。名前を忘れたてしまったがおいしい。
卵焼きは私の大好物だ。山の野菜が一杯入っていて楽しい。
最後はスープ。これで今日の疲れが癒された。
元気がでるスープだ。
明日は日の出を見るために4時半出発だ。