杭州お絵かき勉強日記-009 蘇堤をまわって西湖一周

さて、実はもう一度用があって、電脳街に行った。一応いつも旅行には一眼レフも持って行っているのだが、
面倒なので普段は普通のデジカメを使っている、ところが、こんど留学生一同で一日旅行に行くという話が
出てきたので、これは一眼レフがいるなあと思って、それで思い出した。しまった、CFカードのアダプターを
持ってくるはずだったのに忘れてきた。どないしょう。やっぱりあそこに買いにいこうということになった
次第だ。
同じコースをバスに乗っていく。こんどは手馴れたものだ。店に入って、聞くと、というといかにもべらべら
喋ったかのようだが、メモにパソコンとCFカードやSDカードを差し込んでいる画を描いて見せただけだ。
それでOKすぐ、それらしき場所に連れて行ってくれたが、CFカードがいけるやつはなかなかない。中国は
新しいもんしかおかんから、古いSDカード用なんかもうないんかなあと心配になった。それでも、「あった」と
店員さんが探してくれた。さすがやんか。ありがとう。

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用がすんだので帰ろうかと思ったが、今日は時間がある。このまままっすぐ帰ったのではおもろない。
ここから、まっすぐ南に30分ほど歩いたら西湖の北西端あたりにでるはずだ。そこから西湖を縦に繋いでいる
蘇堤と言う遊歩道がある。かの有名な詩蘇東坡は詩人でもあるが、杭州の知事でもあった。そんなえらいさんの
時に灌漑用水の調整用なのか壮大な堤防を築いたのでそのなが着いたのだそうだ。
因みに白堤というのも詩人白居の名をとったのだそうだが、堤防の規模の差が詩人の格の差ではまさかないだろう。
入り口までは公園のようなところをぐるっと回っていて意外と時間がかかる。
小一時間もかかってやっと曲院風荷と言うところに着いた。

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団体さんに混じって見学する。ここまで入ってしまうと目の前にある蘇堤にはここから横に入る方が簡単だ。
蘇堤に入ると真っ直ぐな道が南の端の向こう岸まで続いている。丁度いつも散歩するコースの対岸だ。
こっちから向こうを見ても、いい景色だが、向こうからこっちを見たほうがいいように思う。
景色の中に入ってしまえば全体がわからない。

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それよりも西岸の方がなかなか面白そうな景色だ。多分あれは昔、老師や友達達と来たところだとおもう。
それだと向こうからの方がはるかに印象的だった。次はあそこにいかなくては。

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たらたらと堤防を歩いていると、後ろから、前からと観光客を乗せた電気自動車がやってくる。どんなとこでも
楽をする方法はあるのんや。
湖には舟がゆらりと浮かんでいる。芥川龍之介や谷崎潤一郎になった気分でこういうのに乗ってぼーっとしてる
のもええやろなあ。

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正面に三歎潭印月の島を見ながら進む。

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結構歩いたなあと思う頃、花港観魚についた。ここも大混雑だ。このあたりで特に何かを見たいわけではないが
トイレに行きたいので観光客の群れのなかに潜り込む。やれやれだ。

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そこから南岸を回りこむと雷峰夕照の風景区だ。が目の前にみえる。

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とすると、前に、この塔を望む景色をいいなと思った記憶があるから、もう美術学院はそう遠くない。
やっぱり、あの景色だ。あのときは人も少ないし、空気もしっとりしてかなりいい感じだったが、
今はいい季節とはいえ人のいない写真はとれない。

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という感じでいつもの散歩コースを除いて、一回りしてしまった。
合計2時間半くらいの散歩であった。
ということは、無駄な時間が1時間ほどあるから、それに散歩時間をあてれば、2時間強で1週できるということ
かもしれない。又一度挑戦してみよう。

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ありがとうございました。