「越乃至宝水明」

前に錫の片口を紹介した。これで飲むと酒の雑味が消えて美味しく飲める と言った。確かにそんな感じがする。「感じがする」のであって、全ての 酒の味がすっかり変わってしまうというのではない。そんな魔法の器が あるわけはない。 しかし、「感じがする」のは確かで、それも、モノによって微妙に違う。 殆ど何も感じないのもあるし、ヨイ感じのもある。 それにしても、日本酒を飲むのが増えてしまった。 そんな時、「越乃 […]

雪舟の世界

先日、「対決巨匠達の日本美術」という展覧会を見に行ってから、雪舟にすっかり 魅せられた。 「慧可断臂図」あのぶっとい線の達磨像にばかり目が行っていたが、実は決意を 示す為に自分で切り取った左腕を差し出している画だったのだ。 そして、「秋冬山水図」(冬)、意外と小さいけど鋭い画。 「金山寺」、この絵をみて金山寺に行きたくなった。 それで雪舟の解説本を幾つか買ってしまった。 その一つが、「雪舟の「山水 […]

葡萄と皮むき器

前にブログでトマトの皮むき器の紹介をしたことがある。モモやマンゴーなど皮の薄い 果物もすいすいむけるのだ。しかし、恥ずかしながら、その時に皮むき記を間違えてしまった。 普通の皮むき器の写真をとってしまったのだ。 それで、もういちど紹介する。 なかなかのものだ、それで、果物も葡萄などがおいしくなっているので、 家に買ってあったのをむいてみた。 葡萄ですら、するりとむけるのだ。優れものだと思う。 つい […]

最近夢中で読んだ本、吉田修一、佐野眞一

吉田修一、「日曜日たち」 普通の人の普通の暮らし、それぞれの暮らしも夫々の思いで切り取ってみると ある種の特別な一日と言える日がある。 それらをつなぐのは不思議な兄弟だ。いきなり現れて、消えていった。 気になる。未消化な思いが残る。 5人の違った人間のある日の生活に現れる、同じ兄弟。 不思議な手法で5つの物語が語られる。 最後にちょっと目が熱くなるかもしれませんよ。 普通の暮らしを印象的に物語にす […]

北京の古墨と接着剤

手元に北京で買った古墨がある。墨は古いほど好いというのを聞いて買ったものだ。 でも、本物か、古く見せて作っただけの贋物かは定かではない。 しかし、買って帰ったら割れていた。一緒に買った友人のはバラバラに割れていたそうだ。 古いほどつなぎの膠が無くなっていくので割れ易くなるのは確かだが、それが本物の 証拠かどうかは分からない。 しかし、使うと割れそうなので、そのまま置いていた。 ある時、大阪心斎橋の […]