安徽は文房四宝の町です。紙、墨、硯、筆などの良い物があるとされています。
それで、安徽を訪れたのを機会に、いいものを見たいし、いいものがあったら買って帰ろうと思っていました。
胡開文墨廠そばの文房四宝の店や安徽省博物館を廻ってみました。
紙は行ったところでは、本格的なものが売ってなくて、北京でいつも買う安徽の紙でいいのかな思いました。書の老師もこれは好い紙だと言ってくれているのでいいでしょう。
硯はすでに端渓のものを買っているので、もうひとつどうしても欲しいというほどのものはありませんでした。
それで、墨と筆を買いました。
墨はどういうのが好いものなのか未だによくわからないのですが、今回、「画画用にはこれがいいですよ」、「藍色の墨ですよ」というのを聞いて、所謂青墨の一種だろうと思いました。匂いもいいし、きめも細かそうなので買いました。
帰ってつかってみると、濃い墨がしっかりとでるし、匂いも、色もいいのでいまのところ気に入っています。
筆は、画き易いそうなので買いました。
帰って使ってみたら、なかなか書き味上々です。
しばらく、この組み合わせでやってみます。
古鎮めぐりのついでに、篆刻用の石も買いました。
練習用の石が不足しているので丁度いいです。
安徽の文房土産でした。
毎週月曜は、こだわりのモノの話です。