「清羊寺」、私にはなんとも怪しい道教の寺です。
この羊は何なんでしょう。老子が青い羊に乗ってやってきたそうです。
八卦の八角堂、陰陽の印、十二支の絵など、陰陽道を思わせます。
道教というのは、老荘の思想や、仏教の救済思想、易学などをまぜあわせた宗教みたいです。
仏教寺院みたいに、みなさん普通に賽銭をあげて、線香を焚いておがんでいます。
でも、なんだか、ここで賽銭あげて、拝んだら、帰りには、しっかりご利益がいただけそうな、即物的な雰囲気もしないではありません。
老子の第6章
谷神死せず。
これを玄牝という。
玄牝の門、之を天地の根と謂う。
綿綿として存するが若く、之を用いて疲れず。
谷神というのは、あらゆる流れを受け入れて決して拒むことのない谷間の空間を神格化したものという事です。
万物の総ての源は、女性の女性たるところが根本になっているんだよと謂うことなんでしょうか。
私は、道教の房中術を学んで、精一杯気をいただき、仙人になりたいと思っています。
あやしい、亀さん、応援して下さい。