四川省、楽山大仏、峨眉山、蜀の桟道の旅-20

再び北京譚木匠へ
地下鉄を乗り継いで順調に王府井に到着した。渋滞があってもこれなら楽だ。
ホテルにチェックインをすませて、久しぶりの北京だ。さてどこに行こう。
それでまず近くから片付ける事にした。
頼まれていた柘植の櫛を買いに行くのだ。
北京で櫛というと譚木匠という店がある。
どうも北京だけではなくて中国全土に支店がある大きいチェーン店のようだ。
確か重慶の街でも見た事があるし、他の街でも見た記憶がある。
北京は、黄楊(日本の柘植に当たる)の櫛が中心だが、街によってそこの
特産の材料を中心においているような気がする。
ここの黄楊の櫛は女性にお土産にあげると非常の評判がよい。
髪の滑りがよくて梳きやすいのだそうだ。それに静電気がでないからいいのだ
そうだ。私も自分で使っているが、私の場合は髪が少ないので効果はよくわからない。
前の記憶をたどって行くと、それよりも近くにあった。更に1店舗増えたのかも
しれない。
店に入ると、日本の高級櫛店のように豪華な飾り彫りをした櫛が並んでいるわけではない。
ごく実用的な形の櫛が並んでいるだけだ。
品物を見ていたら店員が側にきたので、女性の、土産を探していると言ったら、
「これが絶対に良い」と強く勧められた。
ブラシのように加工した櫛だ。丸い棒状の櫛目が2列に並んでいる。
実にシンプルで、使いやすそうだ。
しかし、「柘植の櫛を年月をかけて椿油で使いこんでいく」というイメージではない。
ためらったが、あれほど勧められたし、実用的な方がいいだろうと買う事にした。
こういう櫛が日本でも手軽に買えるといいのにと思った。

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