四川省、ミニSLの旅、芭石鉄道を行くー04、石渓駅に石炭列車到着

待合室や駅の当たりをしばらくうろうろしていたら、「ボー」と言う音がしてあたりが
ざわつき始めた。
旅客列車の間を縫って石炭輸送の列車が入ってくるらしい。
中国でも鉄っちゃんが多いのか、待合室やあちこちからカメラ持った人が現れて構えている。
小さく見えてた蒸気機関車がどんどん大きくなってきた。
「意外と大きいやん」小火車というからかなり小さい列車を予想していたが、結構大きい。
石炭を満載した車両を何台も引っ張っていて、鉄の塊が動いているという迫力を湛えて
こちらにやってくる。

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運転席のおっちゃんは、中国らしく上半身裸だ。
鉄の塊、熱の塊の迫力がある。
「かっこいい」

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うしろの石炭車に乗っているおっちゃんもかっこいい。
防塵メガネがよく似合っている。

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旅客列車が来るまでに、こうやって何台かの石炭運搬車が入ってきた。
同じ路線を使って、産業用にも活用しているのだ。
蒸気機関車もいろいろ使いまわしているのだろう。
古いけど、よく整備して、きちんとつかっているようだ。
こんな風に丸々人間系だと、きっと事故も少ないと思う。
丁寧に運行しているからとんでもないことは起こらないだろう。意外と安心かもしれない。

プラットフォームは又静かになった。
荷物をおきっぱなしの人もいる。

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地元の人達は、きっと観光車両には乗らないのだろう。
それに、知り合いばかりだから荷物を盗って行く人もいないのだろう。
他所から来た人達がここの暮らしをかきまわしているだけだ。

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観光バスが着いて人が溢れるようになったら、ここも変ってしまうだろう。
自分達は来ておきながら勝手な言い分だが、人は少ない方がいい。


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