結局は千佛崖も見ることができずに帰途についた。あの渋滞がうそのように帰りは
順調だ。しかし、工事中で片側一車線になっている処が多いし。ちょっと混みかけると
強引に追い越しをする車が後を絶たない。これではいつあんな渋滞が起きてもおかしくない。
成都に戻ると8時頃だった。昨日よりも早いくらいだ。
しかし、結局は750km走っている。それだけ走って、渋滞もあってこの時間に帰れるのなら
今回の計画もそれほど無謀なものではなかったのだ。
ただ残念ながら行く先々が地震でダメージを受けていて、行く前にそれが分かっていなかった
という事だけだ。旅行会社に問い合わせてもわからなかったのだからこういう情報は
あまりちゃんと流通していないのかもしれない。
車の方は、走行距離あたり幾らときちんときまっていて、運転手のチャージも9時間までなら
それに含まれているし、超えても1時間70元くらいだったので実に明朗会計だと言える。
それに料金も運転手に支払うのではくて、本社と直接清算するからチップなども受け取らない。
旅行者で手配するばあいよりもしかしたら少し高いかもしれないが、料金がガラス張りだし、
行き先を強引に決められたり、希望の所に行ってもらえなかったり、土産物屋やレストラン
に強引につれていかれたりという事がまったくないので気持ちがよい。
その代わり、こちらが知らないところにはいけないから、調べておく必要がある。
旅の一つの手段としては、非常にいい経験だったと言える。
さて、晩飯の時間だが、前の日にホテルの近くでよさげなレストランを見ていたので、今日は
そこに行く事にした。
しかし、入ってみるとそこも火鍋の店だった。火鍋ばかり食べるのも芸がないので探していると
結構沢山レストランがある。こんなことなら最初からホテルの近くにすればよかった。
それで、入った店は、結構綺麗で大きい店だ。私の好きなB級の妖しさや驚きはなさそうだが、
今回は人数が多いので安全な方がいいだろう。
それでも流石は四川の四川料理、辛いのはしっかり辛い。
叩黄瓜は胡瓜を叩きつぶして大蒜と唐辛子をかけたもの。大好き。
四川省、楽山大仏、峨眉山、蜀の桟道の旅-18
- 2009年12月17日
- 四川、陝西他/西安、竜門、楽山、峨眉
- 奇山奇岩の旅
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