古園石仏で国宝を見る。
さて、いよいよ今回の臼杵石仏巡りの白眉といえる「古園石仏」を見に行こう。
広い臼杵の石仏群のなかでもここだけが国宝に指定されている見事なものだそうだ。
平安後期に作られたらしい。
孫たちは関係なさげで、虫をつかまえたり、蛙を追いかけたり、里山遊びに余念がない。
丘の中腹にある古園石仏のところから眼下に長閑な里山風景が見渡せる。
田んぼの向こうに満月寺があるらしい。
では、こちらの石仏。
まずは新たに国宝に追加されたという金剛力士像。
とても素晴らしい。感動的だ。
力強い、躍動感が素晴らしい。力が漲っている。
そして本来の仏様たち。
元々、ほほ下半分が溶けるように崩れてしまってたものを、中央の大日如来は頭部が
落ちてしまってたものを、見事に復元したのだそうだ。
左端から、
増長天
不動明王
勢至菩薩
文殊菩薩
加えて右に2仏。
宝生如来
阿閦如来
角度を変えてみる。
そして中心は大日如来。
とても悠々としてる。ゆったりと満ち足りて瞑想してはる。
この彩色は元々から施されてたやつなんやろか。最初はどんな色やったんやろ、とても気になる。
その右は
無量寿如来
不空成就如来
普賢菩薩
そして右に2仏。
観音菩薩
降三世明王
最後は右端に
多聞天
どれも相当痛んでるけど、さすが国宝、とても素晴らしい造形だ。素朴で優しくて温かい。
そしてとても美しい。
最後にもう一度YouTubeでご覧ください。
では、こんどは長閑な里山風景を楽しませて頂こう。
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ありがとうございました。