朝飯を食ったら出発だ。これからまず、又、チベット仏教の寺、ペマヤンツェ
ゴンパと言うところに行くのだそうだ。一旦少し下って、又小さな山に登って
行く。小高い丘のてっぺんのような場所にそれがあった。チベット仏教の寺は
殆どが山の上にあるのだろう。
かなり荒れていて修復中のようだ。ここも地震で壊れてしまって寄付金をつの
りながら修復していると言う。入り口に少年僧達がいた。
かなり小さい。ここで暮らしながら修行しているんやろか?
風にはためく小さな布切れは、チベット仏教の宇宙の5元素を現している?
子供達をよく見ると、手の上にカブトムシがいてる。
「ここで捕まえたん?」、「うん、そこでやで」
この子たち、ええ顔してるやん。
本堂も大修理中だ。
裏に回ると正面入り口が? 変かな? 変でない?
ここにもご本尊さんの横にダライラマ十四世の写真が飾られていた。
そして修復工事中の2階へ。足場をよけながら入っていく。
四つの壁面には美しい仏画がびっしりと飾られていた。
一部表面を布で隠したやつがある。
隠されると中を見たくなる。ぺろっとめくってみよう。
おっとこれは強烈だ。
男女の仏さまが、歓喜の行の真っ最中だ。えらい迫力があって生々しい。
いやいやこれも仏教の教えの一つなのだ。煩悩を起こしてよだれをたらして見
ていてはいかんのだ。
インドではまだ公共の場にこういうシーンを表現するのが許されてないらしい。
そやからいくら仏教の教えと言えども布で隠しているのだそうだ。
わしら外国人は自由に見ていいのだそうだ。
ありがたい。ありがたい。(写真撮影は禁止ですぞ)
知ってか知らずか子供達は無邪気に修行三昧なのだ。
「観自在菩薩・・・・・・・」
なかなか、ありがたいお寺であった。
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