熊野街道を歩く。ちょろっと大阪編11。「鰻の川勝」で白焼を食う。

「川勝」だ。

さて、15、6kmは歩いたやろ。かなり疲れた。喉も乾いた。

腹も減った。

うなぎの看板を見たら辛抱たまらん。

ここで昼飯にしよう。ゴールの住吉大社はちと後回しだ。

いかにも、偶然、見つけたように言うてるけど最初からそのつもりだったのだ。

 
あじあん

店の中に入る。

さすが人気店、中を覗いたら、「しばらく外でお待ち下さい」。

なんせ昼時やからしょうがない。

待つ間は長い。中では、若いサラリーマン風の人、中年カップル、老年カップル、色々な人が鰻を食ってはる。なんせここは驚くほど安いのだ。

しかも美味しい。

カウンターに数席。テーブル席が4つほど。こぢんまりした昭和の街角食堂だ。

今日は何を食おう。

これも考えてある。

今日は白焼を食うのだ。ご飯をなしにして、酒のアテ的に飲み食いしよう。

メニューを見ると、きも焼きというのがあるではないか。それとう巻き、これとビールかな。

 

“"

 

 
あじあん

さあ、食うぞ。

すぐに鰻の白焼が出てきた。

えらく早いなあ。ここは関東風で、蒸したやつを焼く。それにしても早い。

まあええか。

ビールをぐびっとやる。暑さと疲れで喉がカラカラだ。

五臓六腑に沁み渡る。

ほんまは日本酒の方が合うんやろけど、もちろん友人はあとで日本酒を飲んだけど、わしは沢山は飲まれへん。

タレをつけて、焼き上げたやつも美味しいけど、白焼はうなぎの本来の味が楽しめる。

カリッと焼けてたら、なかのふんわりと合間ってとても美味いのだ。

きも焼きが良い。

串に刺したやつをパクりといくとなんだか贅沢やなあ。

やっぱり日本酒がよかったなあ。

う巻きは絶品だ。

本当は出汁巻き卵でよかったんやけどメニューにはう巻きとしか出てない。ずっと前にきた時、無理を言って出汁巻きにしてもらったことがあるけど、あんまり勝手なことばっかりやったら気がとがめる。

 

 

 
あじあん

すっかり良い気分。

てなことで、お客さんが減ってきたのを良いことに、すっかりのんびりしてしまった。

もう気分はすっかり、旅の終わり。

少々酔っ払ってる。

しかし、最後は、住吉大社で締めようと決めている。

元気を出して、あとちょっと、ここを出てすぐだ。

お店の詳細。

店名 「川勝」
ジャンル うなぎ専門店
住所 大阪市住吉区住吉2-4-14
電話 06-6673-7572
営業時間 11:00~19:00
定休日 土曜日
メニュー 日本語
言語 日本語

お店の地図。

あじあんじゃんくしょん
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