岳陽、張家界の旅.20

20.天子山よさらば!

さて、ここの景色は一応堪能した。もう一つの展望台も向かい側だから
良く似たものだろう。下に降りてみたいが片道3、4時間かかるのでは帰れない。
これからどうするかだが、この先、ぐるっと回っても上から見る景色は
良く似たものだろう。後は谷迄降りるといろんな景観がありそうだが、
どこにいっても3、4時間コースは間違いない。
そうなると、まあ、ゆっくり引き返して、下に降りて、ゆっくり食事して
マッサージして、空港に行くと丁度いいかもしれない。

それで、元来た道まで上がっていく。駕籠かきのたまり場を通るとさっきの
おっちゃんがいる。しばらく着いてきて、私の方を指差して、
「このお父さん、そろそろへばってるで、無口になってるや」
「そろそろ駕籠に載せたほうがええで」と叫んでくる。
「同行者はとうとう大笑いし始めた」
帰りは、登りだからそうべらべら喋らない。でも駕籠なんかいらへんで!
さすがに登りは無駄だと思ったのかついて来ない。
折角降りたのだから、確かな客を狙うのだろう。

こういうのんびりしたところを歩くのはいいものだ。

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おっと油断してたら、最後のところでこけた。
やつらに見られてたらえらいところだった。
それにしても全部石畳。歩き易い間隔に整備されている。

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途中で、栗を焼いて売っている。
「おいしそう」、思わず買ってしまった。

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ロープウエーの駅までくると、晴れたので来た時見えなかった景色が見える。
やっぱり綺麗だ!
画になる景色だ。帰ったら水墨画にしてみよう。

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さすが世界遺産!
いいところに来たものだ。