コロナ引き籠り。杭州絵画留学の日々が懐かしい。−54、「老陝西面館」の絶品油発麺。

「老陝西面館」の絶品油発麺。

毎日は西湖の周りを散歩してるけど、学校が休みの土日になったら、遠くまで歩く。
時には片道30分以上歩く。
普段と違うとこの様子が分かってとても良い。その場合は学校、寮から北東方向に
行くと市街地の中心付近になるんでいろいろ都会ならではのお店があったりして面白い。
そんな時に、昼飯を食うとこを探してたらえらい行列を見つけた。
何やろと思ったら、ラーメン屋さんらしい。
「老陝西面館」って書いてある。よほど人気のラーメン屋さんなのか?
豚饅屋さんなんかで人が一杯たかってるのはよくみるけど、こんなのは珍しい。
寮の近くのイスラム麺屋さんくらいだ。
となるとここもよほど美味しいんやろと思う。
陝西省といえば、昔の長安の都、今の西安があるところだ。
西安料理も美味しいって有名だ。
一目、20人以上。
これはちとキツイかとも思ったけど、折角ええとこ見つけたんやから行っとこうと
並んだ。

麺を食うだけやから行列があっても早いはずと思ったけど、作る方が素早くないと
そうはいかん。
そこそこ待つ。
待ってるあいだに皆さん何を食ってるか見ておく。
殆どの人が看板メニューらしい「老板娘油発麺 15元」というのを頼んでる。

女主人がつくる油発麺という意味だ。250円ほど。日本人の感覚では安いけど、
この街のラーメンの相場ではそこそこエエ値段だ。
順番が来たんでさっそくわしもそれを頼む。
それにしても店の中は忙しい。次々に並んだ客が入ってきて、大声でわーわー言いながら
席につく。店員はワーワーに負けない大声で注文を聞いている。
耳が割れそうだ。
麺を啜ってる時はさすがに静かやけどそれ以外は大声の連発だ。
えらいパワーやなあってタジタジとなってる。
席もグイグイ押されて肩身が狭い。
そうこうするうちに麺が来た。

これか、この香りか。とても香ばしい食欲をそそるやつだ。
メッチャシンプル。
麺にネギとニンニクが乗ってるだけ?
麺はちょい太め。不揃いやから自家製?
麺をさっと湯がいて、ニンニク油をジャンとかけただけ?
混ぜながら食べるとメッチャ美味い。簡単明瞭なだけ余計美味しく感じる。
一気にガツガツかきこむと言う食い方が似合ってる。
とても美味しい。
このあと、再訪して、辣椒なんかの具が乗ったやつも食ってみたけどやっぱり
これが美味しかった。
その後、いろんな油発麺を食ったけど、やっぱりこれがうまかったと思う。
気のせいかなあ。

老陝西面館

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ありがとうございました。