コロナ引き籠り。杭州絵画留学の日々が懐かしい。−64、西湖、「三潭印月」の島に渡ってみる。

西湖、「三潭印月」の島に渡ってみる。

留学暮らし、寮暮らし。
毎日頑張って、絵描いてる。
土日が楽しみ暮らし。
休みの日は、バスに乗ったり、遠くまで歩いたりして、街中探索をしてる。
この街の様子もだいぶ分かってきた。
バスの乗り方もだいぶ慣れてきた。路線はまだ頭の中に入ってない。
さて、今日は趣向を変えて船に乗ってみようと思う。
西湖の辺りを毎日、散歩してると、朝早くはまだ動いてないけど、9時くらいからは
盛んに船が行き交い始める。
どうも船には2種類あるみたいだ。大型の乗合船と小型のチャーター舟だ。
大型船はバスみたいなもんで、定期的に沢山の人を乗せて就航してる。
小型舟はタクシーみたいなもんで、湖岸で客に声をかけて、そこで乗せる。行き先は
ある程度決まってるみたいやけど、料金も含めて交渉しだいかもしれん。
舟からこっちに向かって80元って叫んでくるけど、1人か1舟かはようわからん。
今回はもちろん、乗合船に乗る。

船着場によって行く先が違ってる。乗ったとこから、違う場所に帰ってもいいみたい。

料金は1人45元、結構高い。

わしは、いつもの散歩コースで見ながらあるいてる島、「三潭印月」の島に渡って
みようと思う。

後で、わかったけど、この船にも老人割引があったらしい。残念。

1番の船、8時40分かな? もう観光客で一杯だ。

時間がきたら船が出る。舫を解いて、さあ、出るぞと動き出したところへ
駆けつけた人がいる。普通なら乗せへんと思うけど、船を戻して乗せてあげた。

いいのやら? 悪いのやら?

それはともかく沖に向かって動き出す。

とても良い感じ。

岸辺から遠くに見てた景色がどんどん近寄ってくる。

バスからの車窓の風景もいいけど、船からの景色も良いものだ。

視線の角度も違ってる。

タクシー舟も行き交ってる。

考えてみればこんなんも優雅でええなあって今では思う。
この頃はかなりストイックな暮らしをしてたんで、とても考えられへんかった。
そんなもったいない。高いやんか。

対岸の塔も近くに見える。

さて、島がどんどん近づいた。

船が桟橋に着く。

 

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ありがとうございました。