水墨画留学の時の杭州暮らしをコロナ妄想的に振り返る話が続く。
さて、西安の街に戻った。
帰りも渋滞、結構時間がかかった。
おまけに車のチャーター料金追加300元、これはやむをえんやろねえ。
えらい苦労さした。
歩いた歩数25993歩。
なるほど、いろいろあった。
結構遅くなったけど、まだだいぶ明るい。今のうちに、鐘楼のあたりまで散歩に行ってみよう。
地下鉄も走ってるけど、ホテル付近からは1駅、歩いても20分あまり行けそうだ。
夕方の賑わいを眺めつつ歩く。
大通りをまっすぐ歩いてたら、もう見えてきた。
とても賑やかなところだ。
鐘楼があるのは、西安市街地のほぼど真ん中だ。
東西の大通りが交差する大きな交差点の真ん中にあえる。えらいとこにあるなあ。
でも、これ鐘楼が悪いんではない。鐘楼の方が先にあったのだ。当たり前やけど。
そのために登ろうと思っても道路を渡るわけではない。地下通路を通って行くのだ。
地下は地下鉄の駅があって、地下街になっている。
やっぱり大都会、人がいっぱい集まってきてて大賑わいだ。
そこにエレベーターがあって楽に上にのぼれるのだ。
鐘楼からは西安の街が360度眺望できる。
上に登ると、確かに、鐘楼だ。
鐘がある。
これが鐘楼の鐘楼たる所以なのか。
そう言えば、向こうに似たような建物が見える。
多分あれが鼓楼というやつだろう。
鐘と太鼓が呼応して時を告げた? しらんけど。
こっちの方角が西の方だ。
その下から右に向かって、昨晩のイスラム街がある、夜賑やかになるおいしい街だ。
今晩もあそこで晩飯を食おう。
ぐるりと回りながら西安の街を見渡す。
西を見たら次は北を向く。時計回りに順番に見て行く。
次は東、次は南。
大きなホテルがある。
大きな郵便局がある。
ショッピングセンターがある。
燕がシュッと飛んでいる。
あれって日本から飛んできたんかなあ。
知らんけど。
風景画像はこんなの。
いつまで見てても見飽きへんけど、だんだん日が暮れてきて、腹も減ってきた。
そろそろ晩飯の時間ではないか。
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鐘楼の地図。