JR大正駅まで歩く。
さて、渡し船は全部乗り終わった。やれやれだ。大阪の今まで知らなかった部分を
見られてとてもよかった。
今年は秋になっても炎天が続いたんで、そういう意味では快適とは言い難かったけど、
連続４，５時間の歩行運動というのは負荷としてはちょうどええ感じでよかったかもしれん。
とはいうものの此処から先が一番長い。心して歩かんとあかん。
ここからは、JR大正駅を目指す。
名前から、なんとなく大阪のガヤついた裏町的なところを想像するけど、まだこのあたりは
住宅街。
メインの大通りまで行ったら車が多い。
もちろん歩道があるやろけど、やかましいし、あるき辛いやろと思える。
ずっと裏通りを歩こう。
そうなると一本道でないんで、ちょくちょくスマホを出して地図を確認せんと道が
わからんようになる。
あるきながら地図を見て、また歩くというのは結構面倒くさい。
大体わかるやろと適当に歩くと、碁盤の目とは程遠い裏通りでは、思った方角を向いてるか
どうか定かではなくなってくる。
面倒なことだ。
それにしても、大きな方角は謝るはずがないんで、まあええとしよう。
距離が長いんで大分疲れてきた。
多分駅が近づいて来たせいやろか、郊外の住宅街風な風景が、だんだんと賑やかで
ごちゃごちゃして、大阪の下町、裏町らしい様相を呈してきた。
そろそろ14時になろうとしてる。
もしかして運がよかったら駅の付近でなんか美味しい店が開いてるかもしれんと
密かに期待する。14時前やったら期待も報われる確率が高いけど、だんだんと
無理そうな時間が流れてる。
焦るなあ。
JR大正駅についたときは残念ながら14時を20分ほど過ぎていた。
駅前をうろついてみたけどやっぱりお目当ての店はどこも開いてない。
残念だ。
こうなったら九度山まで帰る前に難波のあたりでなんか食おう。
ということで、地下鉄の長堀鶴見緑地線の大正駅に行って、西長堀で千日前線に
乗り換えたら、難波まで行ける。
桜島駅から歩いて、ほぼ5時間。まあまあかな？
ええ汗かいて、ええ一日やった。
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ありがとうございました。
