甫東空港に荷物を預けて
今回は黄山、三清山を訪れる計画を立てた。
黄山は一度行った事があるが、簡単に行ってしまったので、印象が薄い。
画の題材という意味ではもう一度じっくり行ってみたい気がしていたので
改めて計画を立てたのだ。それに、近くに三清山というのが昨年世界遺産に指定
された、なかなか好いところだというのが分かった。
黄山は安徽省で三清山というのは江西省にある。それに、福建省の武夷山も
含めて、三省にまたがるが、地理上はそれほど遠くない。それぞれ、車なら
2時間から3時間くらい行ける所にある。
山容もよく似た奇岩、奇峰を連ねる容姿なので、同時にいけるものなら行ってみたい
と調べたのだ。
一番便利と思える杭州で旅行社などを調べたが、独立団を形成しても、黄山までは
行くが、三清山には行かないという。
しかたないので、黄山(屯渓)の旅行者に当たると、ガイドはできないが、車で
送迎はできるという。
じゃあ、それで行こうという事にした。
今回の旅は上海経由だ。
午前便で到着、黄山行きは一日一便、夕方8時過ぎの出発だ。
かなり余裕があるので、荷物を空港で預けて市内へ出て行こう。
それで、今回は荷物の一時預けを自己でやる練習だ。
といっても何も難しい事はない。一時預かり所を見つけて預けるだけだ。
甫東空港の3階、出発ロビーの両端に一箇所ずつあった。
「荷物預けたいんですが」、「何時まで?」、「夕方6時くらいまで」
「30元、先に20元下さい。残りは取り出す時」
それで、きちんと大型のロッカーに荷物を入れ、そのロッカーのカードキー
を渡してくれた。
「えらいきちんとしてるなあ」
上海市内で、両替して、飯食って、マッサージして丁度いい時間。
荷物の取り出しも問題なし。