州お絵かき勉強日記-015 日本の豆腐、中国の豆腐
前に京都東山三条の路地裏にあるおうどん屋さんの話をしたと思う。
その帰り、隣のお豆腐屋さんを覗いた。
実はFACEBOOKである方が「京都のお豆腐屋さんシリーズ」をのせてられて、それを見るたびに京都の
お豆腐屋さんが気になっていた。どの店もとても魅力的なのだ。何かにこだわっておいしい豆腐を
造り続けている人たちばかりが紹介されている。あまりにおいしそうなので「私もいつか行ってやろう」
とずっと思っていた。しかし豆腐を買ってかえれるタイミングと言うのがなかなかないもので実現して
なかった。この店が紹介されてた店かどうかはよくわからない。しかし、それ以来、京都だけでなく
どんなお豆腐やさんも気になるようになった。
おばちゃんが一生懸命厚揚げを揚げている。ええなあおいしそうやなあ。
「ちょっと待ってな」と声がかかるが、「あわてへんよ」と答えて豆腐を見る。どれもおいしそうだ。
「厚揚げええなあ」、「普通の豆腐もおいしそうやで」
どれもこれもたっぷりした存在感がある。
かえってきたおばちゃんが、「ひろうすが特別おいしいんやで」と言う。なにやらかんやらいっぱい
入っているのだそうだ。いろいろ買って、近くの知り合いのところで料理してもらって食べた。
もちろんどれもおいしかったが、残念ながらひろうすを食べ損ねた。又買いにいかなくては。
帰りに買った豆乳も味が濃くておいしいかった。
この絶対お勧めです。
さて、今は杭州にいる。
こんな事を思い出していたら豆腐を食いたくなった。
中国にも豆腐屋はある。市場に行ったら、豆腐を切って図り売りしてくれる。
ここでは、作って売るところはないようだ。いくつか豆腐屋はあるが品物をどこからか仕入れてきて
並べているのだ。
それはそれでいいのだが、ちょっと心配だ。
「生では食えんやろ」、どやって食べよ。「湯豆腐にしたらいけるやろか」、しかし、寮の部屋には
鍋も電熱器もない。また悩んだ。知人の相談したら管理人さんのとこに電子レンジがあると言う。
ほんなら、と早速市場に豆腐を買いにいった。閉店まえであんまりええのはなかった。
しかたない。これをチンしよう。
今日はトマトと湯豆腐とビールで晩飯だ。
なかなかいけるやんか。かなり煙くさいが素朴な大豆の味がする。
さて後の日、カルフールでパックの豆腐を見つけた。これなら生でいけるんちゃうやろか?
店員に、「生で食べてもいけますか?」と聞いたら、「問題ない」と言う。そのまま信じていいん
やろか? もしかしたら生でいけるかもしれんけど、最初はやっぱりチンして湯豆腐にしよう。
今夜の晩飯は、キュウリにトマトにみかんに湯豆腐とビールだ豪華な晩餐ではないか。
寮の定食、あるいは外の安い定食一回分より高いのだ。
豆腐2元、トマト3元、キュウリ2元、みかん5元、それにビールが6元だ。
この豆腐なかなかうまいやんか。京都の豆腐とは比べるべくもないけど、ふわっと柔らかで、煙臭さは
全くない。大豆の香りもしてなかなかおいしい。黒酢の味とよく合う。
今日はとってもええ晩飯やんか。
普段の食事は必ず脂を通したものばかりを食べてるので、たまにはこんなものを食べないと、脂疲れ
してしまう。ビタミンも必要やしね。
次は生で食でくうぞ。
どうしたらいいかよく知っている人にとっては、あほみたいに見えるやろうけど、ちょっとずつ知識を
増やしていかんとしょうがない。
がんばろう。
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ありがとうございました。