熊野古道、小辺路歩き、リベンジ編−21、本宮町が見えた。

この辺からまた足指の痛さがひどくなってきた。今日はここの降りきったら
八木尾のバス停に着く。そこから本宮大社まで約4.5kmくらいの平坦ではあるけど
1時間以上歩かんとあかん。普通ならなんでもないけど、この暑さやと大変辛い。
疲れ切った足やととても無理やろ。幸いようみたら昨日のようにバスがある
みたいやけどバスの時間をちゃんと調べてなかった。計画した時は平地を歩くんが
こんなに辛いとは思わんかったからだ。かなり前のあてにならん資料では、13:20と
ある。今のペースではかなり際どい。
友人はこれに合わせて若干ペースをあげて引っ張って行ってくれてる。わしも
そのペースに乗らなあかんと思うけど、時間が経つと足の痛さが増してペースが
落ちる。マメではないし、靴が合わずにつま先が当たってるわけでもないんで何が
原因かがようわからんのがよけい不安なのだ。
それはともかく、樹林帯をひたすら降りる。
途中でフランス人の女性のリンリンリンが聞こえてきたなと思ったらあっという間に
通り過ぎて行った。
相変わらず早い。
相変わらず、通り道では観音様の石仏が見守ってくれてはる。

最初の頃は全部写真に撮ってたけど段々と心の余裕がなくなってきた。
誕生石?

なんやわからんし、由来も書いてない。書いてても多分読む余裕なし。
カメラまでよれてる。
しんどいなあって思ってると木と木の間が急に明るくなった。
もしかしたらあれは本宮の町とちゃうやろか?

カメラはズームアップできるけど目にはそんな機能がない。
けどどう考えてもあれはそうだ。

もうあと少しちゅうことなんや。急に元気がでる。
こっからでははっきりはわからんけどあの町の中に今回の旅の目的地である本宮大社が
あるはずだ。ええとこまで来たやないか。
足取り軽くっと行きたいけどなかなかそうはいかん。
少し歩くと30丁石。

だから何やねんと石にぼやきながら歩く。

もう少し歩くと七色分岐。

殆ど何も考えずに通過。こっちに行く人はおらんやろ。コンクリート道を歩くだけの
ことになってしまう。
この辺りまでくると段々と外界の空気が濃くなってきたのを感じる。

おや、そろそろ降りきったんとちゃうやろか?

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ありがとうございました。