中国、浙江省、古村の旅ー42、岩頭蒼坡古村にてーその2。

立ち食いごはんのワザを見せていただいたら又村を巡る。こんどはとびきり普通の家だ。

と思いきや、よう看板を見たら「工芸彫刻有限公司」なんて書いてある。してみるとこの
ガラクタのように無造作に置いてある材木の端くれみたいなやつか芸術品を作る素材
なんやろか?
そういう眼で見てみると玄関入ったすぐのとこには木彫の妖しげな、いや、立派な置物があるし、
玄関右側のケッタイな椅子みたいなやつも芸術品に見えてくる。
左側に座ってる黒い帽子をかぶった爺さんも立派な芸術品かも知れん。
中に入ったら骨董品もあるよって看板に書いてあったけど、まあやめとこう。
露地を通り抜けたら池があった。

この池が硯を模したやつ? わからん?
どうでもええけど、右側の瓦屋根と漆喰の建物がとても面白い。
そしておばちゃんが洗濯してはる。池と洗い場が別れているところがおもしろい。
遠くにはギザギザの山が見える。
そしてまた露地に入る。

ここは工事中、他の路地と少し様子が違う、ずらりと宿が並んでいる。これから
本格的な観光化を目指して宿屋街が出来ていってるのか?
朽ちかけた家があって、

又面白い露地がある。この左手にあるのが「うだつ」やと思うんやけど、ここの
形が思白い。

それを横目に見ながら先に進むと、爺さんが寝てはった。

ポカポカとええ天気やから無理もない。ようみたら扉は新しいし、屋根や2階の壁も
新しい。立派な民家やなあって思ったらここも美術館、というか絵を展示してる
建物やった。
この牛の絵なかなかええなあ。

とても参考になる。よう見て勉強させてもらおう。こういうところを借りて個展を
やったらええんかもしれんなあ。とてもええ雰囲気だ。
絵もええけど字もすごいなあ。

中国の人は殆ど誰でも字が上手いんとちゃうやろか? 筆を持って生まれて来るんと
ちゃうやろか? と思うほどだ。
他にも沢山いい絵があった。古いようで新しい、良い画廊だ。
表ではさっきのおっちゃんがうたた寝をしてはる。

やっぱりここは文房四宝を象った村というだけあって、それで観光を盛り上げようと
言うのはちょっと無理があうとおもうけど、書画や芸術をテーマに村を盛り上げようと
言うのはええ考えやと思う。
もし、今度来ることがあったらどんなになってるか楽しみではある。

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ありがとうございました。