220kmはさすがに遠い。朝早くでたのに兪源古村へ着いたらもう11時近い。
ここは今までとちょっと様子が違う。普通の村のようではなくて何か特別なモノが
あるような雰囲気だ。
看板があって賑やかなのはそれでええとして、そこから村まではかなりあるように
見える。
そしていきなり田圃があって、稲積(にお)というんやろか、農家によくある稲藁
積みが見える。
それだけやったらええんやけど、稲積が意味ありげに並べられている。
どうやら確かに意味があるらしい。
稲藁の積み方だけではなくて、ここの畑全体が風水の教えに従った形をしているのだ
そうだ。後ほど山の上から見たら諸葛八卦村の池のように巴形の風水模様になって
いるのだと思う。
遠くに村が見えるけど、段々とスピリチュアルな雰囲気が醸し出されてきた。
遠目にはごく普通の村落に見えるけど、手前の畑に気がこもっているという。
そういう目でみると後ろの山にも何やら不思議な気が漂っている様子が伺える
ではないか。じわじわと妖しげな空気が迫ってきそう。
と言うことでまずはこの村のスピリチュアルなる由来を教えてもらう。
そういう祠があるようなのだ。
登って中に入る。
なるほど色々説明が書いてあるけどわからへん。ガイドさんが説明してくれたけど
忘れた。
まあ簡単に言えば、明の時代の頃、天文に詳しい誰かが、天の運行を占って、
この地に天文の理に叶った村の配置を設計してそのとおりに村を作ったところ
大いに栄えたということらしい。
なるほど。これがその陰陽の模様か?
それでできた村の概要がこんなんやって?
だから何や?って言う気がせんでもないけど、それはそれでひとつの考え方だ。
まあ、とにかく現実の村を見せていただこう。
楽しみ、楽しみ。
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