中国、湖南省、貴州省、少数民族の旅-16、鳳凰古城、雨の老街。

さて、スケッチするぞっていきりたってもなかなかどこがどうだか定まらない。
とりあえず回廊みたいになった立派な橋があるんでその中に入って街の様子を見て見よう。
屋根があったら濡れへんからスケッチがし易い。ここからは川から見た老街のほぼ
全容が見える。

普通、よくある水郷の村は建物がメインで古びて趣のある家が並んだ側をひっそりと
疏水が流れているような興趣をつくろうとしてるように思える。
ここの場合は、川がメインであるかのようだ。川に張り出す古びた家、今は殆どが
ホテルなんやろけど、それに川から突き出たつっかい棒の奇妙な光景が面白い。

けど、それもこれもよう見たら古くて新しい気がしてならない。スケッチが終わったら
老街を歩いてみよう。

雨の老街も悪くは無い。けどもう少し生活感があったほうがありがたい。お土産屋感が
強すぎる。

修復されながら残ってる城壁は今では散歩道になっていて、その上に登るとまた視点が
変わって面白い。

中国や他の東南アジアの街でも横の路地をうまくつかって商売をしてるのをよく見る。

ここではお酒を売ってる。そうや、わしも酒を探さんとあかんのやった。けど、
スケッチが先や。けど、酒も気になる。どうも甕から汲んで量り売りで売ってるらしい。
ええなあ。
そっちに気をとられんと風景に集中しよう。

路地を入って行くと、

普通の暮らしもある。

これが昔ながらの佇まいやったらよかったのにと勝手に思う。
だんだん時間がなくなってきた。

このあたりで少し描いてみよう。

城門も面白いけど通り過ぎる人も面白い。
雨は一向に止む気配がない。

鳳凰古城

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ありがとうございました。