中国、湖南省、貴州省、少数民族の旅-08、武陵源、天子山景区へ。

すっかり霧が上がって半ば興ざめな気持ちになりながらも本命の天子山景区に
向かう。

ここからは尾根伝いに道路が巡っていて自分たちの行きたいとこまでバスを利用するのだ。
バス停に並んだら、色んな行き先のバスがどんどん来るから目的のバスを選んで
乗ればお金はいらない。(入場料に含まれている。)どれがどこかは地図をしっかり
見んとようわからん。今回はガイドさんがいるんでそこは考えんでええから楽ちんだ。
バスを待つあいだにたくましいおじさんおばさんが焼き栗を売りにくる。一袋10元、
商売上手やからとても買いやすい値段に設定してある。
わしもつい買ってしまった。

これが結構美味い。
ではバスに乗ろう。世界遺産の山の中によくあるような電気自動車ではない普通のバスだ。
道はすべて舗装道路。観光開発が行き届いている、というか味気ない気がしないでもない。
場所によってはガラスの歩道や山登り降りの代わりのエレベータすらあるそうだ。
道路を見てると、普通乗用車も走ってるみたいに思う。住んでる人? 許可された人?
特権階級? わからんなあ。
てなことを考える間も無く目的地に着いた。
さあ見ろと言わんばかりの景観が待っている。

自然のなせる技はすごいもんだ。
岩山とは思えん尖ったやつがニョキニョキを生えてきてる。ここも絶景ポイントなんで
他撮りと自撮りが入り乱れて場所の奪い合いが熾烈だ。
と思ったら、一番ええ場所にちいさな椅子がおいてある。おじさんが番をしてる。
よう見たら写真を撮るための台にする椅子みたい。この上に登ったら、柵にも
邪魔されんと絶景を一望する写真がとれる。確か、10元って言うてたような。
えらいもんだ。ええアイデアだ。椅子一個でいくらでも稼げるではないか。
恐るべし。
しかし、ここで椅子を置いて商売をする権利は誰が許可してるんやろ?
規制ができるまではなんでもありなんやろか?
こんなん日本で真似する人が出たら面白いやろなあ。
そこまでやるんは恥ずかしいって思うやろなあ?
中心にお寺の塔があるけど、今は修理中で中には入れない。前来た時は、中に入れて
塔の上から景色が見れた。そして、何やらありがたそうな仏像があって、ありがたそうな
尼さんが読経をしながら、人生占いみたいなのをやってはった。同行の通訳さんが
えらい真剣に占いを聞いていて100元もお布施をあげていた。なにやら真剣な
悩みがあったんやろか? 人生って難しい。
そこから裏手に回る。
ここにも絶景ポイントがある。

変わらへんやんかと言うてしまえば身も蓋もない。
ちゃんとみたらそれぞれに景色が違う。

いろいろスケッチできた。
おや、そろそろ集合時間だ。

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ありがとうございました。